息子の障害特性を、改めて実感した1日 | 自閉症スペクトラムの窓

自閉症スペクトラムの窓

~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。今日は、ジャンパーがいらないくらい暖かったですね.。いいお天気で、息子とおばあちゃんの家に、ミカン採りの手伝いに行ってきました。2本の木まるまるで、コンテナ6個取れました。

 

放課後デイに、段ボール箱で差し入れします。みんなのおやつになります。息子は、食べないんですけどね (笑)

 

 

息子は、自閉症スペクトラムで、しゃべれますが、知的障害もあります。言葉の難しいニュアンスや、暗黙の了解がが分かりません。言葉を額面通りにとる、障害特性があります。

 

今日1日、息子といて、色々なことが分かりました。やはり、将来的に仕事をする場合、障害特性に配慮してもらったり、本人にも、自分の性格、特性理解が、もっともっと必要だと分かりました。

 

1)朝、家を出たら、iPodを忘れたことに気がついたのですが、母に取りに帰って欲しいとお願いできない。ぼやくだけ。

 

 →「忘れた、忘れたどうしよう」と、ぼやくばかり。母の方を見て「お母さん、iPod忘れたので、取りに戻ってください」と、お願いするように、伝えました。相手に言わないと分かりません。

 

2)娘のボランティア見学に行く時に、「終わったら、おばあちゃんの家にいくから」といったら、「〇時〇分に、青少年センターを出ますか?」と聞かれた。

 

 →「だいたい〇時〇分には、青少年センターを出たいと思っています」と、具体的だか、厳密過ぎない時間を伝えて、本人に、見通しを立てさせた。

 

3)敷地の中のミカン畑移動に、軽トラを使ったのだか、後ろの荷台にコンテナを押さえて乗るように言われたが、交通違反になると、拒否。

 

 →少しでも、交通違反になるは、嫌だったようです。助手席に乗せてもらっていました。

 

4)気持ちが高ぶると(特に、相手が失敗したり、ダメなことをした時)、敬語が使えなくなり、大人に「ばっかじゃないの~!」とか、「ダメに決まってるだろ!」などと、ため口を聞いてしまう。

 

 →おそらく、テレビのお笑いの場面などで、会話を覚えているので、こういう場面には、こういうリアクションという風にインプットされてしまっているようです。でも、ダメなので、指導しました。

 

1人で、色々出来るようで、よくわかっていなかったり、融通が利きません。就労に向けて、少しづつ直していければいいなあと思っています。

 

障害特性上、修正が無理なところは、息子への支援し方として、支援者の方に、伝えていこうと思います。

 

【今日のいいとこ探し】

 

おばあちゃんの家に行く前に、娘がボランティアに行っていた、青少年センターのお祭りに息子と寄って行きました。

 

そこで、以前、療育でお世話になっていた先生に、偶然お会いしたら、息子の方から「〇〇先生、僕、高校生になりました」と、挨拶できました。偉かったです。

 

追伸

ブログランキングに参加しています。下のバナーをクリックしていただけると嬉しいです。

にほんブログ村 子育てブログ 自閉症児育児へ
にほんブログ村