LADです。インフルエンザA型が、はやり始めました。予防接種を打っていますが、例年より流行がはやく心配です。
今日は、息子の通っている法人の事業所のバス見学ツアーに行ってきました。本当は、夏休みに、息子と一緒に行くツアーだったのですが、台風で延期になり、今日になったので、息子は、学校があったので、参加しませんでした。
一度に、関連事業所を5か所回ってくれたので、いろいろ見学できてよかったです。各事業所、それぞれ特徴がありました。
ガイドについてくださった方が、事業所の所長さんで、エリアマネージャーもされている、ベテランの方で、「事業所見学の見るべきポイント」のアドバイスをくださいました。それが的確だったので、とても参考になりました。
1)働いている利用者さんの表情、態度
→いきいきしているか。やることが分かって、作業をしているか。不安がないか。
2)支援者が、手や口を出し過ぎていないか。手持無沙汰に見えるくらいがいい
→暇に見える方がいい。それは、利用者がやることをわかっているということ。
3)それぞれにあった、ジグや支援が用意されているか
→数を数えられない人には、籠を用意して、それに1個づつ入れれば、仕事はできる。仕事をし易い用に、その人にあったジグの工夫ができている。利用者同士の相性で、部屋を分けたり、パーテーションで区切る等、全員が一緒でなくていい。
4)仕事と休み時間(余暇も含め)のメリハリがある
→仕事をする時は、全員が集中する。立ち歩きや、不要な声出しは、今は、仕事をするときであると丁寧に教えれば、なくなっていく。休み時間や仕事終わりは、職員も含め楽しく過ごす。土曜日などに、旅行や、料理教室など、余暇も提案してくれる。
5)毎日、やる仕事がある。希望した日にち、時間勤務ができる
→実は、受注の仕事は、なかなかコンスタンスにあるものでなく、仕事がないということもある。そういう場合、複数の事業所を持っていれば、仕事を融通したりできる。定期的にもらえる受注をもっているか確認する。また。あえて、1回で済む作業を行程を増やして、みんなのできる仕事を作り出す工夫をしている場合もある。
6)今、定員になっている事業所でも、高等部3年時に再度アタックすべし
→定員に空きがない事業所は、気に入っていても入れないので注意。でも、利用者の高齢化などで、突然空きができる場合があるので、常に情報を得ておく。
それ以外にも、パン、クッキー、豆腐、コーヒーなど、お客さんにつくった商品を売る事業所の壁に「お客様にお買い上げいただく物です。作業所だからという甘えはあってはいけません・・・美味しいものをお届けしましょう・・・」と、言う意味の張り紙がありました。
「障害者の作ったものだから、この程度でいいだろう」という気持ちではいけないということです。利用者、職員の心構えが大事ですね。
こんな心遣いのある、事業所で働けたらいいなあと思いましたが、就労は、「その時の出会いと運です」と、言われてしまいました。
でも、親が、1年生のうちから色々なところを見て、子どもに合う場所を見つけ、3年生で、実習に出て、気に入ってもらうのが就労への道だと思いました。「出会いと運」も、引き寄せられるよう頑張ろうと思いました。
最後の事業所は、カフェでした。こんなボリュームがあって、お野菜いっぱいの日替わりお弁当、650円でした。このカフェでは、グループホームの夕食や、事業所のランチ用にお弁当の宅配もしています。
【今日のいいとこ探し】
お父さんが、毎日、お風呂からでたら、体重を量るのですが、今日は、体重計を出し忘れていました。それに、息子が気がついて、いわれてないのに、体重計をお風呂場の前に置いていました。
そして、お風呂に入っているお父さんに、ちゃんと「体重計だしておいたからね・・」と、声をかけていました。よく気がつく、やさしい息子です。
追伸
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