自閉症の子の自我を育てる~その1~ | 自閉症スペクトラムの窓

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~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。昨日、夜遅くまで、作品展の準備にかかってしまいました。コタツで寝てしまったのがよくなかったです。朝起きると、首と腰が痛いのと倦怠感に襲われました。貧血のせいか、本当に疲れがとれません。困ったものです。

 

夜、勉強会へ行ってきました。「自閉症の子の自我を育てる」という、ちょっと難しいテーマでした。

 

発達に遅れがあり、物事を教えても、なかなか身に付かないと思われている自閉症スペクトラムの子ども達ですが、「成長が、定型発達のこのように右肩上がりでなく、らせん状に成長しているんです」という先生の言葉にはっとしました。

 

成長が止まっているようで、ゆっくりとその子のペースで、緩やかに、らせん状に伸びていく成長なのだそうです。納得です。

 

問題点は、その子どもの成長をチェック、記録せず、親や支援者が、思い込みや決めつけにとらわれていることが、自己主張ができない(自我がない)子をつくっているのだそうです。

 

「子どもは、〇〇が好きだから、こうしないとパニックになるから・・・」と、決めつけ、子どもの成長にあった支援を怠っているケースのお話しをしてくれました。おちいりそうな、話で気を付けないとと思いました。

 

自閉症の子は、経験を積み、知識を得て、活動の振り返りを行なうことで、成長していくそうです。なので、「過保護」になってはいけない。

 

子どもが主張したことを受け入れ、やらせてみて、失敗したらやり直せばいいという経験をさせないと、判断が出来ない子になってしまい、自我が育たないのだそうです。

 

心配だからと思う親心が、子どもの自我形成を阻害する場合があると聞き、自分もそうでないかと心配になってきました。子ども達への接し方、考え直そうと思います。

 

【今日のいいとこ探し】

 

午前中に作品展の飾りつけが終り、いよいよ作品展が始まりました。息子の小さい時の写真や作った作品を「思い出コーナー」として作りました。

 

絵がこんな風に変わっていったことを写真を並べて表しました。プラレールの組み方、フィギアを並べるシリーズは、息子の興味がどう変わったか、わかって、面白い出来上がりになりました。

 

 

追伸

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