中学校より、高校の方が過ごしやすい訳 | 自閉症スペクトラムの窓

自閉症スペクトラムの窓

~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。今日は、高校の時の同好会の同窓会に、行ってきました。自閉症とは、関係ないお話しです。

 

30数年前に活動していた部活で、一時期、休部していたのですが、5年ほど前から、活動を再開、現役が、がんばって映像を撮っています。

 

自分たちの残したものが、続いているっていいですね。高校時代が、一番自由で、楽しかった気がします。息子も、養護学校ですが、毎日とても楽しそうです。

 

自閉症スペクトラムの子は、中学校の時が、一番つらいような気がします。複数の小学校から生徒が集まり、勉強が、高校受験対策になり、難しくなります。教科別担任制で、担任の先生とも関わりが薄くなります。

 

思春期に入り、周りと違うことを、許せない子が多く、「いじめ」や「はぶき」、「からかい」にあいやすくなります。 本人も、周りと違うことを自覚し、自信が持てず、不登校やうつ症状などになる子も多くでます。

 

中学校は、本人の問題、周りの環境とも、なかなか厳しいことが多いと思います。一方、高校になると、養護学校高等部という、障害のある子だけの環境も選ぶことができます。先生の人数も多く、手厚い支援が受けられます。

 

普通高校や、サポート校などは、勉強のレベルや考え方の似た子が集まるので、「人と違う感」が、だいぶ薄れます。また、高校生になると、周りの子が、大人に近い感覚で、人は人、自分は自分、みんな違っていいと個性を受け入れるようになります。周りが成長するんですね。

 

勉強も、理系文系と、得意な分野で、勝負することができます。

 

本人も、中学生までに、様々な経験をするので、対応策を身につけますし、無理せず、気の合う友だちを見つけることも出来てきます。高校の方が、過ごしやすいというのは、そういう理由からです。

 

 【今日のいいとこ探し】

 

今日は、おばあちゃんのうちで、1日過ごした息子。夕飯を作るお手伝いをしていました。ジャガイモを細く切って、フライドポテトを作りました。天ぷらの衣をつけるお手伝いもしていました。お手伝いした天ぷらで、天丼作っていました。なかなかおいしそうです。

 

 

 

追伸

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