休校か、休校でないかの判断に迷う | 自閉症スペクトラムの窓

自閉症スペクトラムの窓

~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。ご近所の庭で、カリンの実が沢山なっていました。まだ、青いですが、だんだん黄色くなっていきます。そうしたら、カリン酒やカリンの砂糖漬けなどにできるようです。

 

 

今朝、雨がひどく降っていました。息子の養護学校の地域には、大雨・暴風警報がでていました。でも、息子の住んでいる地域には、大雨・暴風注意報だけでした。

 

学校があるのか無いのか混乱した息子に、学校からの休校の手順の手紙を見せて、以下の説明をしました。やっと、それで納得してくれました。

 

1)学校が休校するかどうかは、学校のある地域と、生徒のみんなが住んでいる地域の警報を確認して、校長先生が決めます。

 

2)休校が決まったら、6:30に、メールと、クラス連絡網で、お知らせがうちに来ます。来なかったら、学校は、あります。

 

3)妹の中学校は、住んでいる市に警報が出ていたら、10:00まで、自宅待機になります。10:00になっても、警報が出ていたら、休校です。息子の養護学校とは、違います。

 

こういう親の判断できない事は、「休校」のことだけでなく、「プールがあるないか」、「遠足が雨プログラムなのか、晴れプログラムなのか」など、いろいろあります。

 

自閉症の子は、はっきりしないと、パニックになったり、怒ったりするのですが、親がうまく伝えるコツは、3つ。

 

1)決めるのは、親でなく、学校の先生(校長先生)であること。だから、学校へ行って聞かないと分からない、または、連絡網などで連絡がくると、わかるように伝える事

 

2)何時に判断がくだるのか、見通しを立ててあげる事。例)6:30とか具体的な時間

 

3)警報や注意報など、テレビやインターネットなどで、見てわかる情報を本人に見せる、自分でチェックさせる

 

以上のことが、本人のわかるように、伝えられると、混乱が少ないと思います。天気は、どうにもならないことなので、困りますね。

 

小さい頃は、受け入れられないことが多かったですが、高等部になった今、だいぶ納得できるようになりました。何事も、経験ですね。

 

【クスッと、コーナー】

 

朝、休校騒ぎで、慌ててしまって、水筒を持たすのを忘れてしまいました。本人も忘れていったので、帰って来たら、めちゃくちゃ怒られるなあと、思ったのですが、息子の対応が面白かったです。

 

帰ってきて、案の定「お母さん、水筒忘れたでしょう」 ゛(`ヘ´#)

 

怖い顔で怒っていたので、「ごめんね。バタバタして忘れちゃった」と、謝ったら、「いいよ、いいよ、暑くなかったから・・・」と、にっこり笑って許してくれました。

 

はじめに怒って、あとで許すなんて、高度な技術をどこで身に付けたんでしょうか。びっくりです。

 

 

追伸

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