他人に叱られた息子~いい経験になりました~ | 自閉症スペクトラムの窓

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~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。息子の夏休みも、あと3日です。妹の中学校は、もう始まっています。行きたがっていた「世界の鉄道展」に、行ってきました。


このところ、電車の中やお店でも、声が大きく、iPodを聞きながら、歌ったりするので、息子を注意をしていました。でも、反抗期なのか、なかなか親の言う事は、聞いてもらえませんでした。


今日、「鉄道展」の中で、自分の描いた電車が、スクリーンの中を走るというイベントをやっていました。平日ということもあり、入園前の小さいお子さん連れの方が多かったです。


息子とスクリーンより


息子も、「描きたい」というので、通勤電車の下絵をもらって、電車の絵を描きました。笑点カラーにするといって、縦に、カラフルな色を塗りました。なかなか素敵なイラストが出来上がりました。早速、写真の映像の中に息子の電車が走っています。


うれしくなった息子は、大きな声で笑点のテーマソングを歌いだしました。「小さい声で・・」と、注意したのですが、おさまりません。気分も盛り上がってノリノリでした。


そこへ、2歳くらいの男の子を連れてお父さんがやってきました。そのお子さんの描いた電車も息子と同じ線路を走り始めました。


お父さんは、スマフォでの録画機能で、自分の息子さんが、描いた電車を追いかけている様子を撮影しはじめました。息子は、それでもお構いなしに、まだ、隣で笑点の歌を歌い続けていました。


すると、そのお父さんが、息子に向かって、「うるさいんだよ。静かにしろ!!」と、一喝したのです。息子は、「はっ」として、すぐその場から、立ち去りました。「うるさくしてて、すいません」と、そのお父さんにいって、息子を追いかけました。


チャンスだと思い息子に、「お母さんも注意したけど、駅や、鉄道博、お店など、人がいっぱいいる場所で、大きな声で歌ったり、独り言は、周りの人に迷惑です。やめましょう・・・」、「怒られたら、すいませんと謝ります」と、伝えました。


他人に叱られて、息子も、「大きな声や、独り言が、周りの人を不快にする場合があると、気がついたようです。 いい経験になりました。


【今日のいいとこ探し】


あまり、自分の体調のことをうまく言葉に表せない息子なのですが、この台風で気圧が下がり、頭痛がしたようです。


その気持ちを、昨日は、「頭を緩く紐で結ばれているみたい」、今日は、「紐で頭をきっちり結ばれているみたい」と、「頭痛がする」という言い方ではありませんでしたが、比喩的表現で、表してくれました。


自分の体調を表せる、言葉が増えることはいいですね。



追伸

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