「変な奴らしか居なかった」と、言われ悲しくなりました | 自閉症スペクトラムの窓

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~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。今日は、台風の影響で、昼間、雨が降ると言われていたのですが、全然降りませんでした。洗濯物を中干しにしたり、娘を自転車でなく、車で送っていったりしたのに、空振りでした (^_^;)


息子は、「和太鼓で遊ぼう」という、小・中学生向けのイベントのボランティアに出かけました。毎年、市が障害児向けの夏のイベントとして、行っているものです。このイベントのボランティアは、養護学校の高等部の有志の子たちがやっています。


和太鼓


その和太鼓ボランティアをやるビルの1階受付に、母が1人で居たときのこと。


小学生の男の子2人がが、「ボランティアの終了式が、今日あるって言われたから来たのに、3階ホール、変な奴らしか居なかったな」と、言っていたのを聞いてしまいました。


隣の保健センターのビルで、夏の小中学生のボランティアの表彰式をやっていたので、間違ってこちらへ来てしまったようです。


悪気は、無かったのでしょうが、スペシャルニーズな子を持つ親としては、「きつい一言」ですね。小学校の高学年の子のようでしたが、知らないから言える「尖った言葉」です。


おそらく、その子たちは、障害のある子が、身近に、居なかったのでしょうね。


そう思われても仕方無いと思う反面、悲しい気持ちに、なりました。理解は、なかなか難しいのでしょうね。


【今日のいいとこ探し】


「和太鼓で遊ぼう」イベント、息子も、小学校の時に、参加者として来た事があります。


でも、ホールに響く太鼓の音がダメで、騒いで、舞台の上に、一人乗って、太鼓たたきにまったく参加しませんでした。なので、太鼓に興味がないのだと、あきらめて、次の年から来なかったのです。


それが、今では、ボランティアで、お手伝いです。宇宙戦艦ヤマトのカッコいいデモ演奏もしていました。楽しかったそうです。すごく成長しました。


今日も、最初から、大泣きしていた小学生の子が居ました。でも、最後は、1回だけですが、太鼓をたたいていました。


今は、ダメでも、もう少し時間がかかるかもしれないけど、あの子も、きっと息子の様になる日が、くるかもしれないと思いました。お母さん、がんばれです。



追伸

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