災害時の自閉症の子に対する支援 | 自閉症スペクトラムの窓

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~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。熊本地震、大きな余震が続いて、たいへんな状況ですね。とても心配です。


これは、以前、東日本大震災の時に、臨床心理士さんが、アドバイスを下さった自閉症の子に対する支援についてです。


【情報と表情のコントロール】


それぞれの子どもに合わせて、いろいろな方法で対応する必要があります。ポイントは2点だそうです。


1)大人が、情報のコントロールする


2)支援する人、周囲の人が表情のコントロールをする


1)テレビや、インターネットの動画などで、繰り返し放送される、被災地の同じ情報。どのチャンネルも同じニュースを流します。繰り返されることで、圧倒的な量の不安情報が子供にインプットされていきます。


表情を出さない子が多いので「平気」なように見えても、かなり驚いて不安に思っている可能性があります。「怖い」ので、よけいに情報収集しようとする傾向にあるそうです。


大人は、情報を集めたいですが、子どもの為に、好きなビデオやDVD、ゲームなどなど、不安な情報から離れられるように大人が誘ってください。


2)家族の関係者の安否など、気になっていると思います。そうでなくてもこのニュースに接すると、人は、自然と表情が曇ります。


周囲の曇った表情が、自閉症の子には、不安をより一層強烈にインプットしてしまいます。


笑って過ごせというわけではありません。親の不安表情は、子どもにマイナスしか植えつけません。なので、意識して表情に気を付けてください。子どもに、安心感を与えていくことがとても大事です。


なるべく、いつもと同じ行動や活動が出来るといいそうです。


以上が、抜粋です。


確かに、わが家の息子も、地震のテレビを見るのを、自分でやめました。東日本大震災の時は、母が、テレビを消しました。成長ですね。不安になるんでしょうね。


【クスッと、コーナー】


夕飯のホットケーキを食べていたら、息子が「クマがいる!!」と、叫んで写真を撮ってくれました。

ホットケーキ、クマかは、定かでありませんが、耳がありますね・・・・


ホットケーキクマ



追伸


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