LADです。今日は、最高気温22度と、暖かったですね。いいお天気だったので、夕焼けがきれいでした。
診断が出ているけれども、普通級でがんばっている子のお母さんから、高校の進路についての相談がありました。
親としては、中学校の早いうちに、進路を決めて、勉強を頑張って欲しい。理系、文系などの自分の得意なところを理解したうえで、特性に合う学校を選んでほしいと思っていいる。
しかし、子供は、勉強をやりたがらず、親の意見を、受け入れようとしないというのです。
本人が、見通しを立てることは、発達障害の子には、難しいということを忘れてはいけません。
なので、親、もしくは、親以外の大人(塾の先生など)が、具体的にイメージを持ちやすいように説明して、資料を提供したり、学校見学にさそったり、文化祭に連れて行ってみるなど、フォローが必要ですね。
但し、最後には、子どもが納得した高校を受験をさせることが、大事になります。そうでないと、本人の「やる気スイッチ」は、入らないのです。
息子と同級生のお母さん達も、悩んでいました。自分の学力の伴わない高望みの高校を選んでいたり、理系の○○科に行くと、大学まで決めてしまっていたり、親としては、「それでがんばれ」と言えない本人の希望でした。
お子さんそれぞれですが、実際には、本人の気持ちを尊重しつつ、実際の子どもの学力を再認識させて、進路を決めていました。
目標が明確なお子さんは、お子さんのやる気を信じて、専門職の濃い、進路を選んでいました。好きなことには、過集中になるくらい夢中になって勉強ができるものです。
あとは、子どもが受験に集中できるように、親が、環境や身の回りのことを、コンシェルジュの様に、フォローしたそうです。発達障害の子は、一つのことに、集中していると、周りが見えなくなるので、親の出来る支援ですね。
子どもが、新しい環境になれるのは、たいへんだと思います。
障害があるから、こうして欲しいというお願いする仕方もありますが、それよりは、自分の家の息子は、これこれこういう特性があります。中学では、こういう支援を受けていましたと、具体的にどうして欲しいか話し合いをもつといいですね。
親は、学校と協力して子どもを支援していきたいと思っているので、情報共有しましょうという、意思表示を早めにすることが大事になると思います。
春は、変化の季節なので、親子ともども、ドキドキしますね。
【今日のいいとこ探し】
息子と、通学練習で、乗換駅で待ち合わせたのですが、母が、待ち合わせの場所(車両番号)を間違ってしまったら、すかさず、電話がかかって来て、「自分は、○○号車の前にいるけど、お母さんは、どこにいますか」と、聞かれました。
困ったら、即、連絡。自分の居場所をいって、母を探せるなんて、びっくりです。でも、これで、困った時にも母の指示を仰げることが分かりました。安心です。
追伸
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