卒業カードを書きたくない息子 | 自閉症スペクトラムの窓

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~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。今日は、娘がテスト前で、息子も、夕方買い物に出かけたくらいでした。なので、運動不足で、イライラしていたようです。


支援級の先生とヘルパーさんへ、お礼の卒業メッセージカードを書くように言ったら、半分も書かないうちに、イライラしてキレました Σ(゚д゚;)


以前から、メッセージカードを書くのは苦手だったので、今日も、お手本のカードを作り、先生と自分の名前をどこへ書くのか、アンダーラインを引いて示して、場所埋めるために、電車と息子の写真を張り付けました。


息子が書くのは、名前の清書とメッセージだけです。メッセージも、養護学校の高等部へ行ったら、何をがんばるのか、○○先生と一緒にやって楽しかった授業が何か書き、今までの感謝を、「ありがとうございました」で、締めくくるまでを、指示したのですが、筆が進まなかったようです。


書きながら、NGワードや、ネガティブワードを、大声で、連発。イライラしているのが分かりました。「なんで、僕が、こんなもの書かなきゃいけないんだ」と、言い出した時に、とうとう主人が、怒りました ヽ(`Д´)ノ


「卒業するのだから、お世話になった先生へ、お礼のメッセージを書くのは、○○(子どもの名前)の大事な仕事です。全部書いてください」と、言いました。


その後、がんばって取り組んでいたのですが、イライラはおさまらず、半分で限界でした。なので、「イヤイヤなら、今はもう書かなくていい。その代り、夕方5時までに、必ず全部書き上げてください」と、宣言して、終わらせました。


息子は、「自分の部屋へ行ってくる」といって、クールダウンしに部屋に行きました。興奮した時に、親へ怒りをぶつけることなく、自分で感情をコントロールできるようになったのは、すごい成長です。


その後、昼食を挟んで、自分から、メッセージカードつくりを始めて、30分ほどで終わらせていました。偉かったですね。


【今日のいいとこ探し】


テスト勉強で、1週間前から、ゲームできず、塾に行っている妹が、たいへんだと思ったようで、買い物の時に、お小遣いを持って出かけて、妖怪ウォッチのメダルを、お土産に買ってきてあげました。


妖怪メダル


本当に、やさしいしい息子です。



追伸

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