担任の先生とうまくいかない時 | 自閉症スペクトラムの窓

自閉症スペクトラムの窓

~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。今日は、朝が一番暖かく、夕方には、雨が雪にかわっていました。一生懸命、写真に写そうと思ったのですが、なかなかうまく写りませんでした。残念です。昨日まで、23度、今日最高気温11度って、すごい天気ですね。


雪がとれない


高機能のお子さんで、診断を受けたことと、発達検査の結果を、伝えたにもかかわらず、小学校の担任の先生の理解がなく、お子さんを怒るので困っているという相談を受けました。


勉強が出来て、話すことも出来てしまうお子さんだと、こういう事態に陥ることがよくあります。


障害特性上、どうしても苦手だったり、出来ないことが、先生からすると、「さぼり」や「先生をなめている」に、なってしまう苦しいケースです。


担任の先生と、うまくいかない時には、こんな方法をとりました。


まずは、担任以外の味方を学校の中で探すこと。コーディネーターの先生、校長や教頭といった管理職、支援級の先生など、自分の子どもの特性を理解して、親がなぜ行動をするのか、理解者を探しましょう。


母親だけだと、「心配のし過ぎです」と、取り合ってもらえないので、父親に学校へ一緒に行ってもらい、管理職を含めたケース会議を開いてもらう。夫婦そろって行くと、学校の態度が違います。


医者や、療育先に、診断書や、意見書を書いてもらって先生へ提出する。もしくは、学校へ観察、指導に、出張してもらう(実費かかりますが・・・) 専門家からの意見は、案外聞いてくれるものです。


発達障害や、自閉症スペクトラムの本を、貸す、もしくは、プレゼントする。その中の、自分のうちの子どもにあてはまる部分をコピーして、蛍光ペンで抜き書きして渡す。これをすることで、母親の心配のし過ぎでなく、障害特性だと理解してもらう。


担任の先生も人間なので、責められると、余計に防御態勢で、態度がかたくなになります。ひどい先生は、子どもに、あたったりします。でも、褒められたり、認められたりすれば、先生でも、うれしいものです。


表面上は、「いつも、お世話になっています。ありがとうございます」、「親でも、分かりにくい子で、手がかかりますが、よろしく、お願いします」との、姿勢は崩しませんでした。でも、こちらの、希望、要望は、具体的に話して、実行してもらうようお願いしました。


校長先生などには、「担任の先生は、よくやってくださっているのですが、時間がないとのことです」、「手がかかる子が多くて、人手が足りないので、担任が困っているようです」と、担任の先生の顔を立てつつ、交渉ですね。


担任の先生は、1年交代です。なので、1年間の我慢です。どうせ、1年間変わらないのですが、喧嘩をしたり、意地の張り合いになるよりは、妥協して、こちらに歩み寄ってもらう方が、いいと思います。


相談者の方も、何か、解決策が見つかり、あと1か月ですが、穏やかに過ごせるといいですね。


【今日のいいとこ探し】


息子のリュックの肩ひもが、あまりの荷物の重さに、縫い目がほどけてしまいました。どうするのかと思っていたら、娘に「なおしてください、お願いします」といって、補修を依頼していました。


自分から、お願いできるなんて、がんばりましたね。


娘も、何色の糸で縫うのか、どうして欲しいかを、息子に聞きながら、修理できていました。


2人とも、偉かったですね。



追伸

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