LADです。インフルエンザ、4日目の娘。食欲も出て来て、寝込む時間が殆どなくなりました。ということは、彼女の特性「かまってちょうだい」が、ぶり返してきました。
以下、長文です。
インフルエンザがうつっても困るし、とにかくしつこく、母を拘束しようとするので、ちょっと怒ってしまいました。「寂しい、心細いのもわかるが、いつも、いつでもあなたに合せることはできない。しつこくされたら、嫌いになってしまう」と、はっきり言いました。
大泣きで、取り乱す娘。納得できないようでした。「娘のことを嫌いなわけでなく、しつこくかまえと言ってくる娘が嫌なのだ」と話しました。ちょっと、納得いかない娘がいました。
距離感がうまく伝わらないもどかしさを感じていました。ところが、さくっと、娘が、「しつこくすることがダメなんだ」とわかることがありました。
録画のテレビを見ていたら、娘が、「お母さんの録った発達障害の番組観て、消して、録画時間30分あけて・・」と、言ってきたのです。
娘の見ている前で、Eテレの障害のある人のお悩み相談番組を見始めました。これが、簡単なソーシャルスキルトレーニングになりました。母が、言うより、テレビで、映像的な方が納得できたようです。
一人目の方が、吃音。娘が、自分の「どもり」について、「同じかも」と言ってきました。「うまく言葉が出ない時に、同じような意味の違う言葉を探すんです」というところが共感できたそうです。
「どもりがもっと酷かったら、吃音なのかもね・・・、でもそうなら、このテレビの人たちの様に、あまり人としゃべらなくていい職場に勤めればいいんだね」と言っていました。「パソコンや、何かを作りだす、自分が出来ることを見つければいい」と、アドバイスしました。
2人目の方が、境界性パーソナリティ障害。女性の方で、さみしさから、彼氏に、しつこくつきまとっったり、暴言を吐いたり、相手の都合を考えず、自分の感情を爆発させ、思いをぶつけすぎて、別れてしまうというお悩みでした。
これも、娘は、ハッとしたようで、「しつこいとストーカーになる?」と聞いてきたので、「他人だと、そうかもね。しつこく自分ことばかり言われると、お母さんも嫌になっちゃうんだよ。しつこくなければ、お母さんもやさしくできるんだけどね」と、答えたら、「そうなんだ」と、納得していました。
実際、程よく甘えてきたので、適度な距離感でちゃんと話を聞いて、一緒に過ごしました。穏やかな時間が持てました。
3人目の方は、聴覚障害と発達障害の女性の方で、部屋が片付けられない、同じものをいくつも買ってしまうというお悩みでした。これは、最初に、「お母さんも、片付けられないから、参考にしよう」と、観始めました。
「見えない物は、わからなくなるので、見えるように収納する」、「捨てるもの、とっておくもの(保存用)、使うもの」の3つに分けて片付けるというので、娘にとって、目からウロコだったようです。
「自分から見えなければそれでいいと思い、棚に物を詰め込んでいたかも・・・」と、告白してくれました。「片付けるって、そういうことなんだね。今なら、出来そう。お母さん、インフルエンザ治ったら、自分の部屋片付けるね」と言ってくれました。「お母さんも、リビングの書類の山、片付けるね」と、約束しました。
ふとした弾みに観ることになった番組ですが、娘と2人でソーシャルスキルトレーニングになったと思います。今日の番組で出てきたことは、母がどう言っても、娘が納得しなかった事です。でも、実際に困っている時どうすればいいのかを、映像という形で、同じ様に困っている人からのコメントで納得できたことは、すごいことです。
自発的に、娘の意見が聞けたことがよかったです。また、このところ、娘の支援が、八方ふさがり的だったのですが、いいヒントをいただけました。
【今日のいいとこ探し】
朝の星座占いで、12位だった「かに座」の母。息子がラッキーアイテムが「カルボナーラ」だと教えてくれました。
あまり、厄落とししようと思わない母なのですが、息子から、「なら夕飯は、カルボナーラにしようよ、お母さん」と言われました。やさしい息子です ♪(*^ ・^)ノ⌒☆
自分が食べたかっただけかもしれないのですが・・・・
追伸
ブログランキングに参加しています。下のバナーをクリックしていただけると嬉しいです。