お土産話は、お土産のことでは無い・・・・ | 自閉症スペクトラムの窓

自閉症スペクトラムの窓

~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。今日は、息子がおばあちゃんのうちまで、一人旅に出かけました。もう、すっかり慣れて、落ち着きがあります。当日の服装や持って行く荷物、乗る電車の時刻などは、もう自分で準備、下調べしています。


息子1人旅


駅にいる息子から、電話がかかってきました。乗る電車の時間だけでなく、駅の着メロのことなどを、延々と話し始めたので、それを辞めさせようと、以下のようにいいました。


「電車の着メロのことは、お土産話で、家に帰ってきてから聞かせて・・・」と、言ったら、たいへんことになりました。


息子が突然、電話口で、「お母さん。お土産は、おばあちゃんの揚げた天ぷらだよ」と、うれしそうに話しだしました Σ(~∀~||;)

自閉症の子は、言葉を額面通りにとらえてしまい、その裏にある言葉の意味が解らないのです。息子も、まったくそのとおりでした。


「お弁当箱を洗っておいて」と、娘さんお願いしておいたら、お母さんが家に帰ると、弁当箱だけが洗ってあり、はしや使ったコップは、洗われていなかったそうです。本人に確認したところ、「お弁当箱って、限定しているから・・・・しょうがないじゃん」と、開き直られたそうです。


また、先生に「反省の色がない」と、叱られお子さんが、家に帰って「お母さん、明日、僕、顔の色を何色に塗って行けばいいのか、わからないよ」と、言ったそうです。


自閉症スペクトラムの子は、ふざけているのではないので、これで叱られてしまうのは、かわいそうですね。誤解を生んで、トラブルに巻き込まれることもあるのです。


特性なのですが、難しいですね。


【今日のいいとこ探し】


娘の宿題をみていた主人に、問題が解けないことにイライラして暴言を吐いてブチ切れたり、説明を聞いている途中でふざけたり、とうとう主人も堪忍袋の緒ががきれて、ガッツリ娘を叱りました。


謝らず、叱られて泣きだし娘に、黙って20分以上。謝るまで、黙って付き添った主人が凄いです。母なら、追い打ちで叱ってしまうか、変にご機嫌取りしてしまったことでしょう。



追伸

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