やっぱりわかっていない息子 | 自閉症スペクトラムの窓

自閉症スペクトラムの窓

~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。今日は、冬休み1日目でした。兄妹それぞれに用事が入っていたので、忙しかったです。


娘が、「理科の時間に、グループの関係で、一番後ろになって黒板が良く見えない」と言うので、眼医者に行きました。普段の授業は、3列目より前の席にとお願いしてあるので、「見えてる大丈夫」と言っていたのですが、実は、右0.5、左0.3まで落ちていました。


ぜんぜん見えてなかったんですね ((>д<))


夜、布団の中で、暗いルームライトで、漫画の本を読んでいたせいだと思います。急激に、視力が落ちたようです。仕方がないので、眼鏡、作りました。新しくなった駅ビルの中に、「JINS」が入ったので、さっそくそこで買ってきました。


「良く見える。テレビの隅の時計も見える。すごい、すごい」などと言って、世の中が、ずいぶんクリアーになったようです。もっと早く、困り感を報告してほしかったです。


何故か眼鏡の色は、真っ赤な色を選びました。本人の好みなので、あきらめて決めさせました。派手すぎて似合わないと思っていたのですが、家に帰って、学校の学年ジャージ赤に合わせてみると、いい感じに、コーディネートされていました。今のところ、学校の授業でしか使わないので、良しとしました。


娘のめがね


息子は、大学病院の定期検診でした。いつもは、あまり息子に話しかけない、精神科のドクターが、息子に話かけてきました。やりとりを見ていたのですが、やっぱりわかっていないのが、よくわかりました。


息子が見ていた、「JR時刻表」を見て、「時刻表の何が、面白いの?何に使うの」と、聞かれ、息子は、「鷹の爪団のストーリーだよ、先生」 と、ちょっとずれた返答をしていました。


母は、息子が、アニメ鷹の爪団と電車や駅のコラボ作品を多く描いているので、その説明でわかったのですが、先生には、伝わらないと息子は、気が付いていません。


自分が、わかっていることは、相手もわかっていると疑わない、自閉症らしいストレートな物言いでした。これから、就労を考えた時に、なかなか難しい壁になると、改めて思いました。


【クスッと、コーナー】


息子に留守番を頼んで、娘の眼医者へ行った時のことです。


行く前に、「年賀状を支援級の先生に書く」ということを宿題にしたのですが、途中で連絡をいれたら、「年賀状が書けないんだよ」と、ヘルプを出されました。


なんでかと思ったら、「鉛筆で書くのか、ボールペンで書くのか、言ってくれないから、わからなかったんだよ」というのです  ( ̄□ ̄;)!!


「年賀状は、ボールペンで書きます」と、答えたら、ちゃんと書けてました。ひっかかったところが、息子らしいです。



追伸

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