LADです。今日は、いいお天気でしたね。息子の中学校へ行く途中のお庭で、ピラカンサスの実がきれいに色ついていました。こんなに赤くても、まだ鳥が食べにきていないようです。熟すのは、もっと先なんですね。
今日は、来年小学校へ上がる、年長さんのお母さんと、ランチをしました。息子さんは、自閉症スペクトラムの診断があるのですが、知的には高く、療育手帳は出ないそうです。
来年度、小学校へ進学するにあたり、支援級にするか、普通級にするか悩んでいるそうです。なので、先輩お母さんとして、相談を受けました。お話ししたのでは、以下のようなことです。
《ポイント》
・支援級のいいところ、先生が生徒5人に対して、1人付く計算。先生の目が行き届く。無理せず、本人のペースで授業を進めてくれる。障害特性にあった、支援が望める。支援級であることで、目立つ行動・言動に周りが寛容でいてくれる。同級生がやさしい。
・普通級のいいところ、障害があっても、みんなと同じに学べる。同級生がお手本になり、勉強、社会性が伸びる。進路や就職の幅が狭まらない。本人も特別感なく、支援を受けられる。
・支援級のデメリット、お手本になる子が少ない。無理をさせないということは、年齢相応の授業・経験をする場が少なくなってしまう。送り迎えの付き添いなど、親の出番が多い。進路や就労の場が、福祉ベースになる。
・普通級のデメリット、先生1人に、約40人の生徒なので、目が行き届かない。教卓一斉授業なので、勉強についていけなくなる可能性がある。「いじめ」や「からかい」の対象になりやすい。
・親以外の療育先、就学判定委員会の感情の入らない、子どもの評価を聞く。
・普通級から支援級。支援級から普通級など、年度の切り替えであれば、比較的スムーズに移行が出来る。一度決めたら変えられないということはない。緊急性のある場合は、年度の途中でも移行できます。
・最終の判断は、親がいいと思った方でいい。他人の意見を優先して決めると、入学してから、困った時に非常に後悔します。
こうやってあげてみると、色々ポイントがあります。相談者の息子さんが、安心して小学校へ入学できるといいですね。
【今日のいいとこ探し】
満月が、とても綺麗でした。それを見つけた息子が、療育先へ行くまでに、何枚も車の中からお月様を写真に撮っていました。
療育先の玄関の扉を開けたら、ぽっかり満月が見えました。大満足で撮った写真は、こちらです。
お月見が出来るなんて、風流な息子です。
追伸
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