LADです。今日も、リフォーム屋さんが来ました。給湯器とシャワー栓、台所の蛇口交換していきました。作業の方が来る前に、磨いて、お掃除した甲斐がありました。なんだか、うれしいですね。
「自閉症とは、どんな障害ですか、どう接すればいいか教えてください」と、自閉症をよく知らない方から、質問されました。そこで、以下の文章(抜粋)で、息子の様子を交えて、お返事をしました。うまく伝わるといいのですが、どうだったでしょう。
自閉症は、発達障害の一種です。発達障害には、自閉症の他に、ADHD(注意欠陥多動障害)、LD(学習障害)などがあります。自閉症とADHD、自閉症とLDの両方の診断のある方もいます。
自閉症は、引きこもりや、性格が暗いから診断されるものでは、ありません。ざっくりいうと、同年代と比べてみて、以下の3つの特徴をすべて持っていると自閉症と診断されます。
1)対人関係に問題や困難がある
→集団行動がとれない。人と感情を共有できない。自分の気持ちが優先なので、常識が通用しない。
2)コミュニケーションの問題
→言葉の使い方が独特。言葉が遅く、正しく使えない。オウム返しのある子がいる。また、喋れても、比喩表現や暗黙の了解がわからない。
3)想像力の問題
→臨機応変が難しい。物事や時間の見通しがたたないので、自分の記憶を頼りに行動するので、こだわり行動、マイルールが多い。
これ以外にも、聴覚や接触過敏のある方、身体の協調運動が極端に苦手な方もいます。いわゆるぶきっちょさんが多いです。同じ自閉症でも、十人十色、症状の出方が違います。
息子は、自閉症のタイプでいうと「積極奇異型」で、人との距離感などは、わかっていませんが、人と関わりたいタイプです。ルールや正しい行動を教えていけば良かったのですから、親は、育てやすかったです。
他にも「受動型」や「孤立型」と言って、人から指示がないと動けないタイプや、人とのかかわりを親でさえ拒否して、1人で居たいタイプなど、様々な自閉症のタイプがあります。
パニックや自傷、問題行動を起こしている時、周り以上に、本人は、困っているのだと思います。
療育の先生が、自閉症の子は「外国人が、慣れない日本で生活しているようなものだ」と教えてくれました。
言葉の意味もあまりよくわからず、困っている息子に、日本の文化や規則を教えて、サポートしてあげるのが、親の役目だと思ったら、子育てがずいぶん楽になりました。
母は、いままで日本に不慣れな息子の為に、先生やお友だちの間に入って、通訳&秘書の役目をしてきました。
日本の生活に、ずいぶん慣れた息子は、今、1人で色々なことに挑戦し始めています。将来の自立へ向けて、もっともっと成長して欲しいですね。
【今日のいいとこ探し】
主人が先日の出張で買ってきてくれた「もみじ饅頭」。特に、もっちり、しっとり「生もみじ」シリーズが美味しかったです。
息子に、どれを食べたいと聞いたら、「抹茶もみじ」と言うので、渡しました。「どんな味?」と、抽象的に聞いてしまったので、返事が無いかと思ったら、
「すごく皮がもっちりして、抹茶のあんこが、甘さ控え目で美味しいんだ。お母さんも、食べた?」
という、グルメリポーターの様な返事が帰ってきました。びっくりです。
追伸
ブログランキングに参加しています。下のバナーをクリックしていただけると嬉しいです。