息子、初めての1人でのお泊り | 自閉症スペクトラムの窓

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~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。今日も爽やかで過ごしやすい日でした。ゴーヤの実がもう大きくならないので、息子に手伝ってもらって、グリーンカーテンのゴーヤを、窓から外しました。


ゴーヤの実


息子には、燃えるゴミにするネットの部分と、無料で引き取ってもらえる植物の部分に分けてもらいました。指示通り、てきぱきとやってくれて、虫にも動じず、園芸も仕事の選択分野に入れてもいいのかもしれないと思いました。


ゴーヤを収穫する息子


夕方から、息子が、初めておばあちゃんの家へ、1人でお泊りに行きました。家の中が、妙に静かです。


ことの発端は、「今日、僕はどこにも行く予定がない」と、息子がシルバーウィークの始まりに言い出したことです。もともと明日23日に、敬老の日のお祝いに、おばあちゃんの家(私の実家)へ、家族で行くことになっていました。


息子は、1人でおばあちゃんのうちまで、行き来できるようになっていたので、「今日、おばあちゃんのうちへ1人で行く」と言ったのです。


「明日、行くのだから、戻って来たらたいへんでしょう。おばあちゃんの家に泊まったら」と、何気なく言ったら、息子「うん、1人で泊まる」と、返事をしてきたのです。


「本当に、1人で大丈夫だろうか」と、心配になったのですが、かわいい子には旅をさせろ。行かせてみることにしました。


親の会の先輩お母さんが言った「子どもが自分から言い出したことは、失敗しないからだいじょうぶよ」という言葉も、私の背中を押しました。


息子は、おばあちゃんの家へお泊りで持って行く荷物を、自分で用意しました。


パジャマも、次の日に着る服も、自分で全部選んでリュックへ詰めました。歯磨きも旅行用を持ち、ちゃんとリュックに収まる量に、電車の本も制限しました。


乗る電車を調べ、おばあちゃんには、ちゃんと駅で電車を見る時間を差し引いた時間に、お迎えにきて欲しいことを伝えられました。


自閉症の子は、本当に自分でやると決めたことは、きちっと出来るものなんですね。明日、おばあちゃんの家へ行ってから、息子がどんな様子だったか聞くのが楽しみです。


【今日のいいとこ探し】


乗換駅から、おばあちゃんの携帯へ連絡した息子。おばあちゃんが、携帯に出なかったので、母の所へ連絡してきました。


困ったことがあったら、母の携帯へ連絡するよう言ってあったのですが、それが守れました。


おばあちゃんには、母が連絡するので、予定どおりの電車に乗るよう言ったら、安心して電話を切り、電車に乗って行って、駅でお迎えに来たおばあちゃんと合流できました。


困った時にどうするのか、ちゃんと約束しておけば、出来ることが分かり安心しました。来年4月からの電車通学へ、いい経験になりました。



追伸

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