障害者職業能力開発校の見学に行ってきました。 | 自閉症スペクトラムの窓

自閉症スペクトラムの窓

~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。今日は、親の会で、障害者職業訓練校見学と、障害者の方が働いているカレーハウスでランチをしてきました。


カレーランチ


職業訓練校は、国立で、年齢制限はなく、肢体不自由、精神障害、知的障害、視覚障害の方が、それぞれのコースを学んでいます。障害者手帳を持っている人が、高等部を卒業した後に就労を目指して入学し、学ぶそうです。


40歳過ぎの方の入学もあるそうですが、障害のある方の就労は、年齢が高いほど、難しいそうです。


自閉症スペクトラム症の方の場合、療育手帳がある知的障害者の方は、1年総合実務コース。


精神障害者手帳のある高機能自閉症、スぺルガー症候群の方は、1年ビジネスキャリアコースがあり、両方を見学してきました。


面白かったのは、簡単にいうなら、総合実務コースは、体育会系。実際に立ち仕事を1日出来る体力をつけるということで、筋トレ、運動をきちっと毎日します。実際に、掃除、外食、流通などの実習を、1年間かけて、外部講師の方の指導も受けながら、行っていました。


ビジネスキャリアコースは、精神手帳ということで、うつや統合失調症の方もいます。文系といいますか、原則、座っての仕事が多く、授業時間も短い時間から始めるそうです。パソコンやビジネスマナーなどを集中して学びます。


この学校に入学するのに、必要なことは、人に言われて来るのでなく、自分で就労するために、学びたいと思う事。挨拶・返事・相談が出来る事だそうです。


遅刻や休みが多く、生活の乱れている人は、長続きしないそうです。仕事をする時もそうですよね。


養護学校卒業後に、1年かけて、就労に向けて、キャリアを積むには、とても有効なところだと思いました。また、息子の進路について、幅が広がりました。


【クスッと、コーナー】


妹が、目についてしょうがない、息子の発言が困りました。


「○○ちゃんが、足遅いからダメだ」とか、「騎馬戦で、うまくいかなかったらどうする」など、ネガティブな発言ばかりして、妹を攻撃する息子を注意しました。


「同じ白組だから、○○ちゃんが、勝たないと全体で白組が勝てないんだよ」と言ったら、「えっ」と、いう顔をして驚いていました。


同じ白組です、がんばれるように、暖かいメッセージで応援してあげてください (*^ー^)ノ



追伸

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