LADです。今日は、社会福祉士の方の勉強会へ行ってきました。自閉症の成人期のお話しでした。
特に、興味深かったのは、福祉サービスを受けるための「障害者区分認定」と、「障害年金」の話でした。とにかく、子どものためには、親が「申請」をしないと、何事も始まらないと言われました。
「申請」の無いものは、国から連絡が来るわけではないので、必ず親が手続きをしましょうということでした。
「区分認定」の一次判定は、コンピューターでやります。二次判定(審査会)で、いかに自分のうちの子の「生活しづらさ」を説明できるかだそうです。
しゃべれるお子さんだと、本人への聞き取りで、プライドがあるので、「出来ません」と言えず、「出来ます、出来ます」と、答えてしまうので、評価が高くなってしまうそうです。
また、親も、家では、当たり前になってしまっているので、困り感を訴えるのを忘れている親御さんが多いそうです。「細かすぎるくらい、どんどんあらゆることを書いてアピールしましょう」と言っていました。強気に言うよりは、泣きを入れるような気持ちで、「こんなに、困っています」を、アピールするといいそうです。
「年金」の話も、初耳な事がありました。実際に成年後見人をされている社会福祉士だからのお話しでした。
国民年金の中の障害年金は、20歳以前に障害者になっている人がもらえるのは知っていたのですが、厚生年金にも、障害年金があるとしらなかったです。
特例子会社勤務などで、障害があっても、厚生年金の保険料を支払ったとこがある人は、雇用期間の制限はありますが、厚生年金の障害年金をもらうことができる可能性があるそうです。なので、年金事務所で確認する必要があるとのことでした。
年金の申請書類は、1回で受け取ってもらうことは、非常に難しいそうです。ちょっとでも、規定通りに書き込まれていないと、書類が戻ってきます。
戻されると、親はすぐ、「うちの子は、障害年金は、もらえないんだ」と、勝手に思い込んで、あきらめてしまうことが多いそうです。
きちっと書類をそろえれば、受給できるので、あきらめず申請を続けることが大事だそうです。約5回くらい、申請し直しするそうです。びっくりですね。
年金、障害区分、どれも大事なことです。知らないとたいへんなことになる情報でした。今日の勉強会に出てよかったです。
【今日のいいとこ探し】
今日は、息子と地域のお祭りに行ってきました。小さい頃から毎年行っていたのですが、定番は、スーパーボールすくいと輪投げ、かき氷だったのですが、今年は、射的に、くじ引きに、輪投げでした。
欲しいのは、妖怪ウォッチなのですが、どれもなかなか当たりません。それでも、崩れることなく、お祭りを楽しめたようです。電車を見ないと帰らないということもなくなり、連れていくのも楽になりました。
追伸
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