LADです。今日、息子は、おばあちゃんのうちまで、1人旅してきました。ずいぶん慣れたようで、時間通りに、電車に乗って、帰って来ました。
中学校の宿題で、先月行った修学旅行のレポートを書くことになりました。学校でも時間があったのですが、この表紙に時間をかけ過ぎて中身を書く時間がなくなってしまったそうです。確かに、力作です。
内容は、「学習」と「思い出」、「編集後記」で、表紙を除いて3Pです。息子は、どう書いていいのかわからなかったようで、「お母さんと宿題でやる」と、持ち帰ってきたようです。以前は、どうしていいか分からず、困っても黙ったいたのですが、そこは、成長が見られました。
レポートや壁新聞、観察日記は、写真や資料を貼り込むことで、かなり紙面を埋められます。今回の修学旅行も、カメラを持たせて、見学先で、いろいろ写真を撮っておいてもらいました。
写真が撮れない場合は、インターネットから写真を取り込むのもいいですが、入場券やお土産の包装紙、パンフレットなども、いい資料になりますね。今回は、家に帰ってきてから、買ってきたお土産の写真も撮り、使いました。
「学習」は、まず写真を仮貼りします。その上に、「題」を書いてもらい、下に説明文を書きます。説明文は、インターネットで刷り出した資料を、ざっと母が読み、息子が喰いついたところに、赤線を引いて、説明文を書いてもらいます。
写真を選んだり、何の記事を書くかは、最初から全部息子が選ぶのは、難しいので、何個か母がピックアップした中から、選んで書いてもらいました。
「思い出」は、食べた物やお土産のこと、交流級の班で行動した地主神社の事にしました。息子も思い出しながら、恋占いの石の話などをしてくれました。
自閉症の子に、何かを思い出して話してもらう時のコツは、具体的に聞くことです。「誰と行ったの?○○くん、○○さん?」、「△△先生と何を食べたの?」、「○時半に、夕飯何食べた」などの聞き方で、行動や一緒にいた人を聞き出します。
次に、感想も、まったく何もないところからでは、言葉が出てこないので、「かき氷、美味しかった?頭がキンとするくらい冷たかった?」とか、「宇治金時といえば、宇治って京都の地名だよね」など、息子が、感想や自分の言葉で文章を書くきっかけのキーワードを話していきます。
息子が、話し出したら、「それいいねえ」、とか、「面白いね。読む人も楽しくなるね」などど、褒めます。ここまで、やるとどんどん自分から、書いてくれます。気分をのせることも大事ですね。
ただ、ずいぶん気を使って書くらしく、疲れるようです。7/10までに、出せばいいというので、無理にやらせず、明日以降へ持ち越しました。
締め切りがあり、終わりがわかっているので、比較的取り組みやすい課題のようです。残りのページも頑張って書いてほしいですね。
【今日のいいとこ探し】
おばあちゃんのうちへ行く途中、乗換駅から、母の携帯へ連絡したのですが、母が出なかったら、父の携帯へ「お母さんがでないから、お父さんにかけた」と言って、連絡してこれました。
予定通りに、いかなかったけれど、代わりの方法を見つけて、実行できて偉かったです。
追伸
ブログランキングに参加しています。下のバナーをクリックしていただけると嬉しいです。