LADです。ちょっとダメージが大きい映画を観てしまいました。『Mommy/マミー』という、発達障がいの息子と母の物語ということで、主人と出かけました。
ネガティブな内容なので、ダメな方ごめんさい。
発達障害(ADHD)で行動障害のある息子という設定でしたが、おそらくアスペルガー症候群でもあると思われます。母を愛しているが、時に、感情が高ぶり、衝動性により、母を手に掛けようとしてしまう。
息子の行動が時に、母を社会的に追い詰め、母の理解無い言動が、時に息子に突き刺さる。なんだか、観ていて、苦しくなりました。社会適応できなかった場合のシビアな一面がリアルに心に迫りました。
障害特性のこと、投薬の難しさ、施設の環境、シングルマザーの大変さ、女性としての年齢の壁、思春期の大変さ、障がいによる差別など、負の部分は、観ていてつらかったです。
でも、母としての絶対的な愛、どんな逆境にも屈しない母としての強さ、したたかさ、発達障害を持つ子どもの純粋さ、あっけらかんとした魅力、得意な分野での才能など、魅力的な部分もたくさんありました。
ハッピーエンドではない、勧善懲悪ものではない、フランス映画の様な、哲学的なビジュアルの映画でした。
自分でチョイスして観ることは、絶対ないであろう映画でした。それゆえに、久しぶりに真剣に息子の障害やそれを取り巻く環境について改めて考えさせられました。
よくある風景が、ちょっとかわって見えました。こんな新鮮な気持ちにさせてくれた、主人に感謝ですね。
【今日のいいとこ探し】
夕飯後、娘が、自分の役割分担である洗濯物の取り込みを、いい加減にやってさらに文句を言ったので、主人が本気で叱りました。
それを見た息子は、自分の部屋にさっさとこもり、電車のジオラマを作っていました。自分のことでなくても、誰かが怒られてその場に居るのが苦痛な場合に、その場から、スマートに抜け出せるのは、大事ですよね。
追伸
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