息子の特性を理解してもらうことの難しさ・・・ | 自閉症スペクトラムの窓

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~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。今日も暖かったですね。ソメイヨシノより先に、赤い桜の緋桜が満開できれいでした。以下、長文です。


緋桜2   緋桜


昨日の、下見の件で、支援級の先生から、お電話がありました。先生としては、「本人は、大丈夫といっているし、今、空いている3年生の教室を見たから、もう春休みは、いいでしょう。」というお考えでした。


そもそも、なんのために下見をするのかというところで、意見があいませんでした。新3年生になった時に、交流級から、支援級への移動の導線や、トイレ、下駄箱への移動など、一度頭にはいってしまえば、記憶のいい子ですから、困りません。


始業式当日は、新しいクラス、新しい担任、妹も入学してきます。自分の居場所、ポジションを決めるまで、対人的なことで、気を使い、神経をすり減らす事になります。その時に、場所的なことは、心配が無い状況にしておきたいと親は、思っています。


だから、直前の下見を希望しているのですが、それが伝わりません。


また、「一緒に下見に行きましたが、早く帰りたいらしく、じっくり見ないんですよ。」とも、言われました。


息子の記憶は、カメラアイです。一瞬で、記憶に焼き付けるという感じなので、チラ見でいいのです。その特性も、お話ししてあるはずですが、わかってもらえていないようでした。


あと、妹も、中学校入学にあたり、学校の様子がよくわからないので、不安を訴えています。なので、息子の下見に、一緒に連れていこうと思っていました。それも、支援級の先生に「ダメです」といわれました。


兄が支援級にいること、友だち関係やイジメで、本人が傷ついていること、細かく見守って欲しい旨を小学校から申し送りしてありましたが、支援級の先生には、伝わっていないようでした。


自分の思いが伝わらなくて、悔しかったですね。思わず、電話口で泣けてきました。感情的になっても仕方ないので、冷静を装いつつ、学校で面談することにしました。


その前に、相談室のカウンセラーの面談があったので、そこで、色々気持ちを吐き出せてもらって、要求の整理をしました。カウンセラーの先生が、支援級の先生にお話をしてくださり、やっと春休みの下見の許可がでました。


支援級の先生に、息子の特性を理解してもらうのが、こんなに大変だと思いませんでした。自閉症や、発達障害は、目に見える障害ではないので、誤解を受けやすいことを改めて認識しました。


【クスッと、コーナー】


夕飯に、鳥そぼろ。炒り卵・桜でんぶ、ホウレンソウの4色丼をだしました。


4色丼


それを見た息子が、「やった~!中央線、総武線、常磐線、京王線だね、お母さん」と行ってきました。どういう意味だか、「???」と思ったら、それぞれの素材の色を電車のラインカラーに見立てていました。


なんでも、電車な息子でした ( ´艸`)



追伸

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