カメラケースを無くしてしまった息子 | 自閉症スペクトラムの窓

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~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。朝から、息子がたいへんでした。息子のデジタルカメラのケースが、見当たらないのです。


昨日、おばあちゃんの家へ忘れてきてしまったのかもしれないのですが、電話をかけて聞いてみましたが、見つかりません。


最初は、「無いねえ」と言うくらいで、真剣に無くしたことをとらえていなかった息子ですが、主人が、「カメラケースが無かったら、外出には、カメラを持って行ってはダメだ」と、言ったので、大騒ぎでした。


おばあちゃんの家へ持っていた段ボール、かばん、ジャンパーの中を、隅々まで探したのですが、ありません。


「無い無い」、「どうしよう」、「ちくしょう・・・」と、叫びながら、イライラ、ドタドタ、リビングで騒ぎ始めました。どうしたらいいのか、わからなくなってきて、親や妹のせいだと言い出しました。


ここで、「カメラケースは、親のお金で買って、息子に貸していたもので、無くしたのは、息子なので、息子が悪い」ということをはっきり宣言しました。それは、納得してくれました。


ただ、お年玉で、買って返して欲しいと言ったら、「自分の欲しいものが買えなくなる」と、また大騒ぎ。


お年玉で、プラレールアドバンスというおもちゃを、ヨドバシカメラに、主人と電車に乗って買いに行くのを楽しみにしていたのですが、「買い物、もう行かない」と、ムキになり、半べそになってしまいました。


このままだと、半パニックになりそうだったので、「カメラが無くても、買い物には行けます」と、話して落ち着いてもらいました。カメラが持って行けなかったので、不満そうでしたが、買い物には、無事に行けました。よかったです。


買い物に行った先で、主人が、カメラケースがいくら位するものなのか、売り場で説明をしました。こういうトラブルは、「自分で買っていなくても、お金がかかっている」ということを説明するいい機会です。


その後、前のカメラのケースが見つかり、当座は、そのケースでも持ち運びしていいことにしました。


カメラ


突発的な、喪失、失敗、事故に遭遇した時、息子の自閉症の特性から来る、見通しが立てられないことへの弱さがでますね。


親は、わかっているので、対応ができますが、学校や、職場、通学途中などで、自分一人で、どう気持ちと折り合いをつけるかが、今後の課題ですね。


夕方、息子と2人で、親戚の家へお年賀を持って行きました。そこのマンションの前で、電車をたっぷり見ました。カメラも、持っていけたので、リラックスしています。


電車を見る息子


【今日のいいとこ探し】


買ってきたプラレールアドバンスのパッケージ、今日は、資源ごみとして出すことができました。今までは、捨てられずに、全部自分の部屋で保管していたんです。成長ですね。


Pアドバンスのパッケージ



追伸

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