10分間の大学病院の診察 | 自閉症スペクトラムの窓

自閉症スペクトラムの窓

~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。今日は、年に3回の大学病院の精神科の定期検診でした。冬休み、春休み、夏休みの学校の長期休暇に合わせて、行っています。


自分で行けるようになって欲しいので、診察券を自動受付機に入れて、保険証の確認に窓口に並び、支払いも本人にやってもらっています。


10時予約で、10時半には、診てもらえましたが、約10分間の親への聞き取りで、診察は終了。


それも、形式的に、「学校での様子、冬休みの過ごし方、高等部の進路のこと、何か気になることがあれば」と聞いたものを、先生が箇条書きに、電子カルテにパソコンで書き込んでいきます。


今日は、息子に、一言も声をかけてくれませんでした。少し前から、個人情報の関係があるのでと、通知表のコピーや、息子の療育新聞、学校へ提出したサポートブックのコピーを持って行っても、その場でちょこっと目を通すだけで、受け取ってもらえません。


以前の先生は、雑談的に、こちらの悩み、困り感をうまく聞き出してくれましたが、今の先生は、精神科の中で、発達障害の第一人者だそうですが、仕事を事務的にこなすだけです。


最初の診察で、「僕の診察は、10分~長くて15分です。いろいろ話せないかもしれませんが、大学病院ではしかたありません」と、言われました。


では、なぜ大学病院にかかるのかというと、以下のことがあるからです。


●成人になっても、継続的にかかれるので、カルテが残る。個人病院だと、先生の引退と一緒に、かかるところがなくなってしまう心配があるため。子どものころからの生育記録が、障害者年金の手続きの時に必要になるからです。


●発達障害の薬は、指定医以外処方できない物もあるので、薬は、今は、飲んでいませんが、処方してもらいやすい。新しい薬の情報を持っている。


●MRIや、エコー検査、WISC(発達検査)などの、検査が受けやすい


●万が一、事故や急病の時に、救急で受け入れてもらいやすい。小児科も併設しているので、精神科と連絡をとりながら、治療をしてもらえる。


以上のことから、大学病院の診察は、そういうものだと割り切って利用しています。


【クスッと、コーナー】


大学病院の建物が新しくなり、1Fの受付横に、スターバックスが出来ました。息子のお気に入りで、今日は、息子は、キャラメルフラペチーノを、母は、チャイラテにしてみました。


スタバ


それを飲みながら帰りに車の中で、「僕、○○病院新しくなって良かった。だって、スタバのキャラメルフラペチーノ大好きだから・・・・」と、言われました (・・。)ゞ


キャラメルフラペチーノで、病院へ行く、モチベーションがあがってくれて助かります。


静かに待てていた、ご褒美です。



追伸

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