LADです。今日は、朝から、中学校、療育先の勉強会でのお話し、障害者週間のイベントの顔出しに、娘の歯医者と、大忙しな1日でした。
昨日紹介出来なかった、リビングのクリスマスツリーと玄関のミニクリスマスツリーです。雰囲気でてきました。
療育先の「サポートブックを作ってみよう」という勉強会で、先輩お母さんとして、20分ほどお話をさせて頂きました。以下、その内容の抜粋です(長文です)。
Q1 サポートブックとは?
親以外の支援者に向けた、子供の特性を書いた資料の事です。内容は、説明できない本人に代わって、特性や好み、コミュニケーションの取り方、様々な場面での対応の仕方を、具体的に見やすくまとめたものです。
形式は、決まったものはなく、ファイル、レポート、手帳、データファイルなど、様々です。
Q2 サポートブックを作る意義は?
『本人』は、過ごしやすく、『支援する人』『預ける親』それぞれが、楽になる為に作ります。
親がその場に居なくても、本人に合った支援を無理なく無駄なく提供してもらえます。
ただし、サポートブックを渡したからといって、完璧に支援してもらえるとは限りません。
サポートブックを書くことで、お子さんの事をあらためて見直すことも出来ます。
Q3 何をどう書けばいいのか?
文字にすることで、支援者は、必要な時に見直すことができます。言葉でお願いしても残りません。
一度作ったら終わりでなく、子供の成長に合わせて書きかえる必要があります(記録にもなります)。
支援者の立場や関わる場面を想像して、必要と思われる内容を書きます。
子供がどういう場面で困るかを想像して、具体的な、わかりやすい指示を書きます。
いつ、どのくらいの時間、関わる人へ渡すかで、書く量を調節します。
≪ポイント≫
親以外の人との関わりが大切です。
将来の事を考えてみましょう。誰でもいずれは、子供に自立して欲しいはずです。(ここで言う自立は、全部自分で出来る様になる事とは違います。出来る事は自分で、出来ない事は、支援を受けながら生活するという意味です)
自立を手助けするのが、サポートブックです。自立に向けて、親以外の支援を受ける事に今から慣れておきましょう。子供は、親以外の人と関わる事で「自分から人にお願いする」また「我慢する事」などを覚えます。
サポートブックを渡したからといって、やってもらって当然ではありません。ボランティアさんには、お別れ時に「お礼の言葉」を、先生には、お会いした時に「感謝の言葉」を、忘れないでください。
以上、結構盛り沢山でお話しさせてもらいました。聞いた方が何かをつかんで帰ってくれればいいと思います。
【クスッと、コーナー】
今日の話の中で使った、幼稚園の頃の息子のジャーゴン集です。「下の絵の中の何のことを指しているか?」というものです。「あべ~」は、電車、「じゃ~じゃ~」は、お母さんの意味です。まったく、意味不明でしたね。
こういうことが、あるので、サポートブックを作るといいです、という話にしました。
追伸
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