親の思いが強すぎると食べられない・・・・ | 自閉症スペクトラムの窓

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~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。今日は、夕方から雨の天気予報でしたが、昼過ぎから雨に降られてしまいました。秋雨前線が本州に停滞している影響だそうです。


そんなか、金木犀の花が咲いていました。不思議なことに、今年の金木犀の花は、香りがするものと、花は咲いているのに、ぜんぜん薫らないもとあります。なぜなんでしょう。


金木犀


金木犀の花が、道に落ちて絨毯になるのを見るのが好きなので、楽しみです。


今日は、月1回の隣の市の親の会のお母さん同士の集まりに参加させてもらいました。子どもの年齢が、下は、幼稚園から、うちの息子より年齢の高い方、30歳代の方もいるので、色々な話が聞けました。


その中で、「小さい頃、偏食が酷かった子が、成長期を経て、いつの間にかいろいろ食べられるようになっていた」という話になりました。


偏食をなおそう、これは食べてほしい、食べさせなくちゃと、親が気負っていると、そのピリピリした雰囲気が子どもに伝わり、拒否が強く出るケースが多いそうです。確かに、うちも、幼稚園の頃はそうでした。


小さい子のお母さんは、栄養バランスよく、風邪をひいたりしないよう、好き嫌いなく食べてほしいと思います。その要求が年齢相応でなく、強すぎる場合があるそうです。


実は、まわりの同年齢の子も、同じくらい偏食していたりするのに、育児書などだけの知識で、こうしなくちゃと親が思い込んでしまうのは、よくないですね。


親が気負いすぎないのがいいようです。食べたくない物は、食べなくていいと割り切ってしまう方が、楽ですね。でも、食べないだろうなという物も、ちょこっと食卓に並べておくことで食べれるようになったりもするそうです。


人から強制されてでなく、自分の意志で、口にしないとダメなようです。


あと、成長期になると背が伸びて、かなり大人に近い体型になります。その成長に、かなりエネルギーを使うのでしょう、食事の量が、驚くほど増えます。


そこがチャンスですね。うちの息子は、お昼にお腹が減るので、給食を残さず食べるようになりました。家でも、同じメニューを作れば食べてくれて、偏食が無くなっていきました。


年齢とともに、味覚もかわります。成長を見守りながら、色々な食材を食べられるようになるチャンスを見逃さないのが大事だと思いました。


【今日のいいとこ探し】


明日からの宿泊学習の準備で、荷物詰めをしました。自分で、荷物チェック表を見ながら、入れ忘れのないようにしていました。自分が行きたいので、モチベーションが高いです。


向こうへ行ってから混乱しないように、今回も、「お風呂用」、「10/4の着換え」などと袋に書き、スケジュール通りに鞄に詰めてもらいました。


宿泊学習の荷物


これが、支援級の先生に好評で、懇談会で、他のお母さんにも進めていました。子どもが自分でできるようになる、わかりやすい視覚支援です。




追伸

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