LADです。今日は、「自閉の子のきょうだいについて」という、勉強会に行ってきました。いいお話しでした。
親の目は、障害のある子に向きがちなので、兄妹を優先するくらいの気持ちでいい。実際には手がかかるので、それくらいでバランスが取れる。
兄妹が思いっきり甘えられる「スペシャルタイム」を作るその時は、障害のある子のことは考えず、一緒に楽しむことが大事。出来れば定期的に、予定に入れられると、。エネルギー注入になり、兄妹は、その日まで頑張れます。
スペシャルタイムは、年齢が高い兄弟の場合は、母親でなくても、自分を受け入れてくれて認めてくれる大人でOKだそうです。
自閉症の子の兄妹は、生まれた時から、いっしょなので、家族に協力するのが当たり前と思っています。でも、その気持ちに甘え過ぎると欲求不満になります。
学齢期は、「過剰適応」で、ことさらいい子にふるまったり、その反動で赤ちゃん返りして「退行」したり、「攻撃的」になったりするそうです。これは、当然の反応なので、あまり目くじらを立てて怒ってはいけないそうです。
きょうだい喧嘩は、スポーツだと思って、親が審判をするつもりがベストだそうです。ジャッジはするが、叱らない、長引きそうなときは、きっぱり親が「終了」を宣言して、終わりにする。
いずれ兄妹は、自立していきます。その時に、自閉症の子の面倒を見て当然という、過剰な期待はダメだそうです。それを強要すると、将来的に自由な選択ができなくなるそうです。
親は、責任がありますが、たまたま、自閉症の子の兄妹に生まれてきただけです。そこを忘れないようにとのアドバイスでした。
兄妹が、「将来面倒を見なくていいの_」と、聞いてくる場合もあるそうですが、その時、親が「今は、福祉の支援や成年後見などもあるので、何とかなるよ」と、言ってあげられるといいそうです。
あと、参加者からの質問で、自閉症の子の兄妹の結婚についてでした。制約がついてしまうのではということでしたが、逆に、自閉症の兄妹がいることを気にするようなところへ結婚して行っても、幸せになれないでしょう。という答えに、妙に納得しました。
あと、兄妹にも自閉症スペクトラムの特性があり、きょうだい喧嘩が避けられない場合は、思い切って、スケジュールを管理して、顔を合わせなくする方法もあるそうです。実際に、トラブルは減るそうです。
「家族1人1人の生活を充実することが大切で、自分のことが出来ていない人は、人にやさしくできない。それぞれ別の人格があることを、お互いに認めて、その日、その日を大切に過ごしましょう」という言葉が最後の締めくくりでした。
【クスッと、コーナー】
読者になっている方のブログに「妖怪ウォッチ」のジバニャンの折り紙の作り方が載っていました。それを見ながら母が作ったのが、これです。
娘と、息子にウケました。母が、いたずらで、「ただのトラ猫だよ」といって、しましま折り紙でジバニャンを作ったら、息子が、「大家さんの服のトラだ~!!」といって、目と口を描いてくれました。
大家さんとは、アニメ「鷹の爪団」にマンションを貸している大家さんのおばちゃんで、いつも大阪のおばちゃんが来ているような、アニマル柄の服を着ています。いい味出ています。
追伸
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