自閉症の本を読みました。 | 自閉症スペクトラムの窓

自閉症スペクトラムの窓

~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。今日は、霧雨がずっと降っている、いかにも梅雨らしい1日でしたね。ご近所のお庭に桃が実をつけていました。


桃の木


自閉症関係の本を2冊読みました。それぞれ内容は、まったく違いましたが、いろいろ考えさせられて楽しかったです。


自閉症の本  ASの本


1冊目は、『自閉症の脳を読み解く』という、当事者で、コロラド大学教授で、動物学者のテンプル・グランディンが書いた、自閉症の最新の研究の話が書いてある本でした。


遺伝学的なことや、脳のMRIをとったデータのことが載っていて、なかなか面白かったです。同じ行動をとっていても、自閉症の人と、定型発達の人とでは、脳の使っている部位が違うそうです。


画像で考えるタイプの人、言語・事実で考えるタイプの人、それぞれに向いている仕事の一覧は興味深かったです。、自分の特性に合った仕事を見つけられるといいですね。当事者のテンプル・グランディンだからこそ、書けた1冊ですね。


もう1冊は、『アスペルガーの子の本当の気持ち』という、こちらも当事者のアズ直子さんという、社長さんで、お母さんの方の書いた本でした。


こちらは、アスペルガー特有の考え方、とらえ方を、実例を挙げてあり、その対処法が書いてあります。


また、小さい頃(6歳)の自分のことを思い出して、具体的にどうすればよかったのかのアドバイスが、ちょうど娘によさそうです。学校の先生にも読んでもらえたらと思いました。


本当に、最近、自閉症や発達障害の本が増えましたね。ありがたいことです。


【今日のいいとこ探し】


今日は、中学校の3者面談でした。そこで、苦手な球技をよくがんばっているとの話が先生からありました。


特に、すごい成長だと思ったのが、以前なら、自分のことで目一杯になってしまったと思うのですが、

あまりボールに触れていない子に、意識してパスを回すことが、ちゃんとできているということでした。



追伸

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