失敗した人を怒る息子 | 自閉症スペクトラムの窓

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~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。今日は、すっきりしない天気でしたね。霧雨のような、雨が降ったりやんだりで、窓が開けられませんでした。息子の部屋の窓が開いていないか、朝、確認しにいったら、魚ポスターが貼ってありました。


魚ポスター


先日行った、おもしろ水族館のお土産です。自分で画鋲で貼ってあったのですが、曲がらず、水平に貼れていました。以前貼ったドラえもんのポスターは、かなり右上がりに貼ってあったんです ( ´艸`)


今日は、体操教室で、大縄跳びをやりました。上級クラスですから、大縄跳びでも、やることがハードでした。


13人で、間髪入れず、コーチの回す大繩を8の字で駆け抜けるというものです。息子は、片側の先頭で、「記録を作るぞ、ひっかかるな!」とコーチに、はっぱを入れられていました。


どうしても1人だけ、タイミングが合わず、ひっかかってしまったり、続けて縄に入れず、間が空いてしまう6年生の子がいました。その子が、引っかかるたびに、息子がイライラしていくのがわかりました。


そして、ついに、「ひっかかるな、ちゃんと跳べ!」と、怒ってしまったのです。実は、息子も、つい、5年前まで、まったく縄跳びが跳べませんでした。大繩は、大の苦手でした。


自分に重ね合わせて、その子のつらさを、わかることが、出来るのではないかと思ったのですが、無理でした。感情に負けて、怒ってしまったんですね。母は、見ていて悲しかったです。


以前、息子がひっかかってしまった時に、記録が伸びずに、残念がる子はいても、責める子は、いませんでした。


体操教室が終わって、帰りに息子にいいました。「大縄跳びを失敗した○○くんのこと、怒ったよね。でもね、○○(息子)も、2009年まで跳べなかったんだよ、でも、誰も、○○のこと怒らなかったよね」


そう話したら、ハッとしたようで、「今度から、怒りません」と、言ってくれました。


相手の立場との置き換えや、暗黙の了解が、わからないので、感情のコントロールは、なかなか難しいですね。


【今日のいいとこ探し】


紙電が、以前は、部屋の床に置いてあったのですが、ゴミ袋と大きなトートバックに分けてしまってありました。自分で片付けたようです。言われなくても片付けできて、偉かったです。



紙電




追伸

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