モノの置場を決める | 自閉症スペクトラムの窓

自閉症スペクトラムの窓

~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。今日は、雨が降ると天気予報で言っていたのに、雨が降りませんでした。ここ数日の暖かさに誘われて、チューリップがぐーんと伸びて、花芽がついていました。もうすぐ花が見れますね。


チューリンプ花芽


朝食の時のこと、おばあちゃんからもらったブルーベリージャムを食パンに塗って食べていました。その時に使ったジャムのスプーンをテーブルに直置きして、べたべたにしてしまいました。「汚れるから、テーブルに直に置いたらダメじゃない」と注意したのですが、息子は、何がいけないか、どうしたらいいか、わかっていませんでした。本当は、手前のお皿のすみに置いて欲しかったのですが・・・・


スプーンの置場


なので、スプーンを入れる小さいお皿を用意したら、どうすればいいか、わかったようです。


スプーンの置場2


怒ってもダメなんですね。具体的にどうすればいいかを示すためには、モノの収まるところを作る必要があるのです。


学校で、家から持ってきたお気に入りの本を、授業中も手放せない子がいます。「授業中、本をしまいなさい」「本を持ってきちゃダメ」と叱っても手放せないんですね。


そういう時は、本を入れるトレーを作って、モノの置場を決めます。


「授業の間は、ここに入れます。先生が預かっていて授業が終わったら返します。」という、分かりやすい支援が必要なんですね。


絶対返してもらえるという、教師との間の信頼関係も大事ですね。


ランドセルやおもちゃ、本や洗濯物も、棚やカゴ、ボックスに、そのモノの置場をつくることで、片づけがきちっとできるようになりました。


「出来てない」と叱る前に、親の方で、ちょっとした工夫が必要ですね。久しぶりに構造化しました。


【今日のいいとこ探し】


体操教室でのことでした。マットのテストでホップ側転に見事に成功、合格しました。合格のご褒美に、いつもアイスを買って帰るのですが、いつもなら自分の分だけ買ってさっさと行ってしまいます。


でも、今日は、違いました。「インフルエンザでかわいそうだから、アイス買ってかなきゃなあ~」と言って、妹の分まで買っていました。ちょっと、心遣いができるようになった、やさしい兄でした v(^-^)v




追伸

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