見通しがたたないことの不安 | 自閉症スペクトラムの窓

自閉症スペクトラムの窓

~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。実家近くの田んぼにもう水が入っていました。用水池には、バンが泳いでいました。これも、春の風物詩ですね。


田んぼ   用水池

実は、実家の父が入院しました。今は、安定して個室に入っています。最初、救急車で運ばれて、いきなり病室だったので、まったく自分の病状やどこにいるかわからなかったようです。


体が思うようにならない上に、状況がさっぱりわからず、すごく不安だったようです。無茶なことを母に言ったり、勝手に動き回ってしまって大変だったそうです。


なので、まず、私が病状を図解を使って説明して、治療や予後についての一般的なことを伝えました。その後、主治医の先生から、詳しく父へ病状の説明と、今の安静が、どのくらい必要なことか、きちっと説明してもらいました。


リハビリの目安も聞けたのがよかったのか、自分の状態を理解したら、だいぶ落ち着きました。


個室の場所を見取り図を使って説明して、今日が何日何曜日か、今が何時かわかるように、病室にカレンダーをかけ、日付がわかる時計を置きました。また、1ヶ月間のテレビ番組の載っているテレビガイドを差し入れました。


テレビといえば、何チャンネルが、NHKなのか、BSは、何チャンネルかを、大きな紙にマジックで書いてベットの横に貼りました。ちょっとした視覚支援です。


見通しがたたず、自分のことがわからないことは、人をすごく不安にさせることがよくわかりました。自閉症の子も、見通しを立てられる、わかりやすい支援がもらえないと、すごく不安になるんでしょうね。


【今日のいいとこ探し】


息子の帰宅は、2時過ぎ。母は、外出していて、帰りが3時半すぎの予定でした。途中で雨が降ってきてしまったので、ダメもとで、息子に電話で「雨が降ってきたので、洗濯物をリビングの中に入れてほしい」とお願いしたら、ちゃんと入れてくれてました。


洗濯もの


初めてのことですが、成功しました。こんどから、急な雨でも大丈夫ですね。




追伸

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