LADです。今日は、ずいぶん暖かったですね。お天気もよかったので、秋口用のシーツを洗ってしまい、冬物の起毛の遠赤タイプシーツに替えました。トイレも、便座暖房代を浮かせる為に、起毛タイプの冬用シートに替えました。
今日は、親の会主催の成年後見の勉強会へ行ってきました。
まず最初に、「成年後見」を使う人は、認知症や知的・精神的障害などで、「判断能力がまったくないか、不十分な人」であるということです。
なので、実は、アスペルガー症候群や高機能自閉症の方は、原則使うことができないのだそうです。びっくりしました。
「お金の管理がうまく自分で出来ないことや、高額なモノを買わされたり、だまされたりするのを防ぐには、成年後見以外に、どうすればいいのか」という、質問に、その代わり地域の社会福祉協議会が行っている「日常生活支援」や「消費者保護法」などをうまく使ってくださいとアドバイスされました。
すなわち、物事を判断できる高機能な方は、成年後見により制約されて、失う権利の方が多いので使わないということだそうです。後見人をお願いすると、選挙権は戻りましたが、失う権利は150以上あるそうです。
成年後見制度は、財産管理と身上監護の2本柱だそうです。
財産管理は、通帳や保険証書を管理して、お金の支払いをすべて管理します。ただ、不動産の処分など重大な決定は独断で行えず、家庭裁判所の許可が必要です。
身上監護は、生活や健康に関する「法律行為」すなわち、福祉サービスの契約、グループホームやアパートの賃貸契約などの手続きをします。
それから、なんと成年後見制度を利用すると、初めに頼んだ後見人で、一生いくそうです。途中で後見人を替えることも、後見制度を辞めることもできません。
唯一、替えられるのは、後見人の方が亡くなった時だけだそうです。最初に、信頼がおけて、子どもや親と考えの合う人を探さないとダメなんですね。責任重大です。
成年後見制度の中には、「後見」・「保佐」・「補助」と3段階あります。「後見・保佐」は、制約も多く、一生ものですが、「補助」は、期限を区切って、やめることができます。
親や兄弟が亡くなり、身よりの無い障害者の方は、市町村長が後見申し立てをしてくれるそうです。その際の申し込み費用も負担してくれて、後見人報酬についてにも補助対象となるそうです。
後見人報酬は、本人の持っている財産によって、家庭裁判所によって決めらてくるそうです。貯金などで、お金があると、払わないといけない報酬額も高くなるそうです。
勉強会に参加して、成年後見制度の様々なメリット、デメリットがよくわかりました。ただ、この制度は、問題点も多いことから、これからもどんどん変わっていくでしょうということでした。なかなか、興味深い話が聞けて良かったです。
【今日のいいとこ探し】
久しぶりに、息子のベットに昇ったら、枕元にポケモンキャラの、さとし君とレイナちゃんが、あいあい傘で描いてありました。結婚式の日取りまで書いてあったのには、笑えました。かなり妄想入っています (=◇=;)
追伸
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