学級崩壊に巻き込まれる自閉症 | 自閉症スペクトラムの窓

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~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。今日は、爽やかないいお天気でしたね。秋の空という感じでした。


自閉症スペクトラムの窓-秋の空


今日は、小学校の学校開放日でした。娘の様子を見に、出かけました。そこで会った6年生のお母さんから聞いた話です。


学級崩壊してしまったクラスがあり、担任の先生も、うつ状態で休職されてしまって、代わりに教務担当の先生が新しい担任になっているそうです。全然クラスが、落ち着いていなくて、その中で、診断のあるお子さんが、つらい状況になっているというのです。


確かに、そのクラスは、私も昨日の体育を少し見学したのですが、先生が遅れてくる事をいいことに、サッカーゴールに何人かで昇って大騒ぎをしていました。「危ないから、降りよう・・」と注意をしたら、渋々、降りてきましたが、とても反抗的な態度でした。


さらに、子ども同士、石や砂を投げ合いして、ひどいことになってました。診断のある子は、離れて1人でいたのですが、わざわざ近くへ寄って行ってちょっかいを出す子がいました。


その子は、最初は困ったような顔をしていたのですが、その子も砂を持って友だちに投げ始めてしまいました。この場面だけみたら、診断のある子も、加害者です。先生に怒られてしまうでしょう。


学級崩壊しているクラスでは、診断のある子や、支援級から来ている子は、いじめの対象になりやすいです。問題のある子からだけでなく、それ以外の子からも、ちょっかいを出されます。


それは、学級崩壊の中で、起きてくる心理状態が原因だそうです。強い子から、押さえつけられている子は、自分のストレスを下げる為に、自分より弱くて、まだ自分よりも低い立場の子(ケープゴート)を求めるそうです。


なんだか、悲しい構図ですね。支援級なら、学級崩壊している交流級には、行かないということもできますが、普通級在籍の子は、そうはいきません。早めに、担任やコーディネターの先生に相談して、手を打つことが必要になりますね。そうしないと、不登校などの二次障害が心配されます。


問題のクラス、早く落ち着くことを祈らずにはいられません。


【クスッと、コーナー】


家の2階の出窓が、こんなポケモンワールドになっていました (  ゚ ▽ ゚ ;)


自閉症スペクトラムの窓-家庭内ポケモン


息子曰く、ポケモンワールドだそうです。


植物の上に、、フシデなど虫ポケモンが、葉でも食べているように乗っていました。ジョウロ代わりのペットボトルの上には、ケンホロウという鳥ポケモンが、何かを狙っているようです。葉っぱの間からも何匹かポケモンが覗いています。


アニメの一瞬を切り抜いたようですね。見立て遊びの一種でしょうか。面白ですね。




追伸

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