娘の運動会対策 | 自閉症スペクトラムの窓

自閉症スペクトラムの窓

~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。今日は、また暑かったですね。でも、夕方の空は、すじ雲が重なり合って、ちょっと幻想的な秋の空でした。


自閉症スペクトラムの窓-秋の空


娘の小学校の運動会まであと、2週間を切りました。連日、2時間続きの学年体育に、時に、2学年合同の競技練習体育が入り、3時間体育の日もあります。


もともと、体力のない娘には、つらい日々が続いています。家に帰ってくる頃には、ぐったりですね。


習い事なども、なるべく車で送り迎えをしたり、おやつに、チョコや金平糖など、疲れのとれるそうなものをいれ、夕飯も娘の好きなオカズにしています。娘は、超早生まれで、学年一、背が低くく、体力がありません。


運動会は、嫌になって落ち込まないように、親も声掛けの工夫をしながら、とにかく家では、ゆったり過ごさせています。体力的なことに加え、メンタル面でもかなり負担があるようで、先週は、「頭痛がするので、学校を休みたい」と、言いだしました。


原因は、騎馬戦で、上に乗る役なってしまい、好戦的な子が馬になって鉢巻取りに参加しなくては行けなくなったらどうしようという不安。


エイサーの踊りの一番前の、一番真ん中の基準点になることがわかり、間違えたらどうしようという不安。


100メートル走、走りきれるかの不安。ビリになりたくないと願望などなど、親からすると、「まだ練習始まってもいないのに、どうして???」ということばかりでした。


まあ、不安な気持ちをしょうがないので、小児科で、頭痛薬をもらい、ストレスからくる頭痛なので、運動会終われば痛いのは無くなるという話を、先生からしてもらいました。


娘の不安を和らげるために、学校にお願いしたこと。


●頭痛になった時は、授業中でも、薬を飲んでいいことにしてもらいました。


●親からの連絡がなくても、本人の申告で、体育を見学にしていいことにしてもらいました。


●騎馬戦は、気心知れた同じくらいの背の高さの子のグループに入れてもらい、子どもたちの話合いで、嫌がる子を無理やり上に乗せないことをルールに、話し合いで組み合わせを決めてもらいました。


●踊りの基準点については、娘だけでなく、各自が自分の立ち場所をきちっと覚えるよう指導してもらいました。


実際、運動会練習が始まったら、騎馬戦は、足になり、エイサーは、注意されることがなくなり、安心して踊りに集中できるようになりました。あきらめていた100メートル走も、タイムの近い子が、同じ組で走るので、実際走ってみたら、ビリにならなかったそうで、当日までに走る練習をすると、とっても前向きです (^∇^)


運動会当日は、夕飯は、外食へ。代休には、娘の行きたがっていた、アミューズメントパークへ母と行くというご褒美で、娘は、すっかり、気持ちを切り替えて、頑張って学校へ行っています。


親があまり介入するのはよくないのかもしれないのですが、少しのお願いで娘が楽しく運動会に参加できるなら、息子の時と同じで色々学校にお願いしてもいいと思っています。あとは、当日晴れるといいですね。


【今日のいいとこ探し】


トイレのウォシュレットを使う息子。何故か、お湯の温度を高温にしてしまいます。母が使おうとして、その熱さに慌ててしまいました。


何回か、口頭で「自分が使い終わったら、元に戻すように」いったのですが、なかなか戻すことが出来ませんでした。思い切って、赤いマジックで、しるしをつけました。するとちゃんと、戻してくれるようなりました。これも、プチ構造化ですね。


自閉症スペクトラムの窓-スイッチの位置




追伸

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