不足すれば、経験につながる | 自閉症スペクトラムの窓

自閉症スペクトラムの窓

~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。今日は、娘が、「お昼ご飯を自分で作るから、楽しみにしていてね」と、張り切っていたのですが、宿題&塾の模試の過去問の直しが、全然終わりません。


10時前から始めたのですが、12時になっても、1時を過ぎても終わりません。結局、途中であきらめて、買い物に行きましたが、買い物から帰って来たら、2時半、そこから『エビとアボガドディップのブルスケッタ』がでてきたのが、3時すぎ (>_<)


味はおいしかったですが、空腹のスパイスがかなり効いていたと思われます。娘は、見通しを立てて、作業をするのが、兄以上に苦手かもしれません・・・・


自閉症スペクトラムの窓-ブルスケッタ   自閉症スペクトラムの窓-ブルスケッタ2

息子は、ガイヘルさんと、朝から電車を見に出かけていました。お昼御飯を食べた後、お腹が痛くなってしまったそうです。普段、ウォシュレットのないトイレには、入れないのですが、今日は、切羽詰まったようで、普通のデパートのトイレにはいったそうです。


さらに、本人曰く、「今日のぼくは、すごかったんだよ。エアタオルのあるトイレにはいれたんだ」と、胸を張って報告してくれました。


あれだけ、嫌っていたエアタオル付きトイレに、入れたことにびっくりです。


以前なら、お漏らししてでも拒否だったのですが、お漏らしする訳にはいかないし、エアタオルのあるトイレでも、イヤーマフをつけてなら入れていた経験のおかげもあったと思います。


ウォシュレット付きのトイレがない不足(不測)の状態に、何度か苦手を克服した経験が、今日のトイレに入ることにつながったのだと思います。自分でもそれが、うれしかったんで、報告してくれたんでしょうね。


「わざと不足をつくる」


これは、経験を増やす為に必要なのだそうです。


食事を出したら、わざとお箸を出さないで、自分で取りに行ってもらう。療育で絵を書くときに、ペンを不足させると、先生に、「ペンください」と、要求を伝えないといけないなど。


わざと支援者が「不足」する状態をつくっておくことは、本人からの行動を引き出すので、大事なことだそうです。


今日は、不測の事態で、不足が出ました。息子は、一度大丈夫なったら、次も大丈夫なことが多いので、これから、トイレの心配をしなくていいので、だいぶ外出が楽になると思います。


【今日のいいとこ探し】


プラレールの線路を入れているビニール袋が、あちこち切れ来てしまっていました。


今日、買い物で大きなビニールが出たので、息子にあげたら、「お母さん、宿題のあと、ビニール2枚重ねにするから、手伝って」、「自分だけだと、入れられない」と頼まれました。


ちゃんと、やることをやった後、さらに、どうして出来ないかの説明をして、母に丁寧にお願いできるなんて、すごいです ヾ(@°▽°@)ノ


なんだか、今日の息子は、100点満点です。




追伸

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