避難所での自閉症 | 自閉症スペクトラムの窓

自閉症スペクトラムの窓

~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。今日は、息子の学校の近くで不思議なつる植物を発見しました。杉の木に、がっつり巻きついているのですが、芸術的ですらあります。


自閉症スペクトラムの窓-謎のつる植物    自閉症スペクトラムの窓-つる植物


家で色々調べたのですが結局なんのつるかわかりませんでした。葉っぱは、ベンジャミンによく似ています。名前もわからない木があったりするんですね。


今日は、住んでいる市の危機管理課へ、災害時の避難所での自閉症者への支援についてお伺いしてきました。


結論から言いますと、わが市では、災害時要援護者の想定の中に、発達障害者は、含まれていませんでした。びっくりです (  ゚ ▽ ゚ ;)


障害というと、肢体不自由な方がメインで、これから、知的障害と精神障害の方も考えますとの、お返事でした。そんなレベルなんですね ┐( ̄ヘ ̄)┌


なので、一から自閉症とは、どんな障害なのか、どんな人がいるのか、どう対応したらいいのか、私の方から、危機管理課の主事さんに、説明をしなくてはいけませんでした。


市の防災計画書を、今、新しく再編しているところだそうです。今度は、障害の種類に応じた対応を書いて下さるとのことでしたが、お手本にする他市の資料には、発達障害や自閉症の表記は無く、知的障害、精神障害の区分だけでしたので、どうなるか心配です。

なので、親の会としての、要望(視覚支援や配給方法の提案、体育館以外の個室対応の件など)を渡してきました。


また、自閉症協会で作った支援者向けの「防災・支援ハンドブック」も届けて、出来れば避難所のマニュアルと一緒に配布して欲しいことを伝えました。

ハンドブックは、以下の自閉症協会のホームページよりダウンロードできます。本人版もあります。

http://www.autism.or.jp/cgi-bin/saigai/

福祉避難所の数、収容人数に限りがあるので、自閉症の方の受け入れは難しいかもしれないと言われてしまいました (>_<)


傷病者、妊婦、高齢者で介護の必要な人、障害と言っても肢体不自由や、命にかかわる障害の方が優先になるそうです。仕方のないことですが、自閉症の人のことが心配ですね。


もしもの時に、いろいろなことが起こりそうです。これからも、危機管理課との話し合いは、続けていこうと思います。


【今日のいいとこ探し】


放課後デイで、一緒に遊ぶ5年生の男の子が、息子のことを間違って「パパ」と呼んでしまったらしいのですが、怒らず「違うよ○○くん、僕は、○○だよ」とやさしく訂正出来たそうです。


親が、名前を間違えたり、ふざけて呼ぶと、めちゃくちゃ怒るのに、お友達にはやさしいんですね。




追伸

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