十分戦力になりました | 自閉症スペクトラムの窓

自閉症スペクトラムの窓

~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。今日は、午後から母の実家へいきました。春爛漫でさまざまな草花が咲いていました。うれしいことに、初物のタケノコがありました。ただ茹でただけですが、さわやかな味わいでした。美味しかったです。


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今日は、来月のタケノコ堀に備えて、排水溝の掃除とU字溝の埋設をしました。タケノコを茹でる竈の掃除も一緒にしました。


そこで、息子が大活躍でした。竈の灰を一輪車に乗せて、川まで捨てに行く仕事を息子に頼んだのですが、十分戦力でした。力がついて、一輪車に灰を山盛りしてたものを、軽々と運んでくれました。


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一輪車の扱いは、前回マスターしていたので、今回の仕事の手順としては、以下のようでした。


1)母が、お手本で一輪車に乗せた灰を、川まで運んで行くのを、一緒に歩いて息子に見せました。下り坂の降り方や、最後に一輪車を空ける位置などを実際にやってみせました。


2)息子に実際一輪車を押して貰い、母は、後ろからついていきました。母と違う行動をしたときには、口頭で具体的にどうすればいいか、指導しました。


3)母は、一切口出しせずに、息子に任せました。息子が帰ってきてから、ちゃんと灰が捨てられたかの確認にいきました。ちょっと道にこぼしていたので、息子に、そういう時は、家から箒を持っていって掃除することを教えました。


仕事は、あまりやりたがっていなかったのですが、終わったらパソコンしていいというご褒美に、モチベーションがあがり、最後までがんばれました。偉かったです。


【クスッと、コーナー】


リビングの机の上に置いてある、おじいちゃんのスマフォを触りたくてしょうがない息子。


リビングのソファーのカバーの下に頭まで隠れて、スマフォへこっそり手を伸ばしてきます。「おじいちゃんのスマフォに勝手に触らない!!」と、母が怒ったら


「なんでわかったの?」と聞き返されてしまいました。自分から見えていないなら、ほかの人にも見えないと思ったようです ( ´艸`)


これも、自閉症の子独特の見方ですね。