LADです。今日は、朝からのずっと寒かったですね。空気が澄んでいて、朝焼けはきれいでした。
午後から行ったスーパーの日陰は、まだ霜柱が溶けていませんでした。本当に寒かったですね。
今日は、学校で息子の嫌がっていた『書初め大会』でした。「やりたくない、やりたくない」とずっと言っていたのですが、連絡帳をみたら、「最初から最後まで、きちっとみんなと一緒に書けていました。勢いのあるいい字です。」とコメントがありました。
「決められた枚数、きちっと書初めをしたら、家に帰ってからゲームをしていいです」と約束してありました。その時点で「ヤッホー、書き初めがんばる!!」と、モチベーションが上がっていました。
これって、とても大事なことで、「自分からやる気になった」息子は、すごいです ヽ(゚◇゚ )ノ
たぶん、実力以上に、力を発揮します。実力以上というよりは、こちらが思っているより力を発揮する感じですね。普段が、「出来るのにやらない」ということです。
「自閉症は、意欲の障害です」
と、私が出ている勉強会の先生がおっしゃります。その先生の例えに、自閉症の子供は、馬力の強い超大型エンジンを積んだ車だが、自分でエンジンをスタートさせないと全く動かないただ鉄の塊です。どんなに周りの人が押しても引いても、動きません。
でも、ひととき自分からエンジンをかけると、素晴らしい走りをします。それと同じです。「自分からやる気にさせない」と、だめなんですよ。
と言われます。要は、うまく、支援者や親が、子どものモチベーションをあげることが大切になります。私は、それがご褒美でいいと思っています。
ゲームや物や食べ物でつるのは、よくないと言う人もいますが、私たちだって、何かたいへんなことがあった後は、がんばった自分へのご褒美で、甘いものを食べたり、買い物したり、出かけたりしますよね。それとおなじです。ご褒美があるから、がんばれるでいいと思います。
小学6年生の今の息子は、ゲームやパソコンが出来るということですね。あと、玩菓(おもちゃ付きお菓子)のモジバケールを集めているのでそれが、高いモチベーションを生みます。
小さい頃は、基本中の基本の『お菓子』。公園から帰りたがらない息子に、お菓子の空き袋を見せて、「お家へ帰って、これ食べよう」と言って連れ帰っていました。
お菓子の袋は、実物でわかりやすかったのでしょうし、中身が入っていないので、そこで食べたいとも言われませんでした。これだと、自分から、すたすた家まで歩いて帰ってくれました。
その後、もう少し大きくなると『ビデオやDVD、本』でした。いつでも、だらだら見れる状況にしてあると、価値がさがるので、普段から、決まった時間しか、見せないようにしていました。手に入りにくいものだから、それを手に入れられるということで、モチベーションがあがるんですよね。
今は、親がモチベーションが上がるように、いろいろ提供していますが、ゆくゆくは、自分で必要な時に、モチベーションをあげて、やる気がだせるようになれるといいですね。
【今日のいいとこ探し】
書初めをがんばったことです (=⌒▽⌒=) 家に帰ってきてから、好きな本に囲まれて、ゲームするまで、紙電小田急いっぱい描いていました。至福の時間だったようです。
書初めをやりたくない息子は、先生に「書初めを、辞表します」と、謎な手紙を書いて渡していました。
テレビなどで、主人公が、嫌な目にあい「辞表」を書いて会社を辞める姿を見て、やりたくない時は、「辞表」を書けばいいと思ったようです。面白い、捉え方ですね。
「『辞表』は、会社を辞める時に、会社に出す書類で、やらなくてよくなる手紙ではない」と説明しました。わかってくれたらいいのですが・・・・・