LADです。今日は、夜に勉強会へ行ってきました。「自閉症の人の学び」について話を聞いてきました。
「学び」というのは、記憶の再生をして、経験の活用をすることなのだそうです。自閉症の人の記憶の再生は、自分に必要がないことや、その事柄に意欲がないと再生しないそうです。
自閉症は、「能力の障害」でなく、「意欲の障害」なのだそうです。自分の意思で動いたり、学ぼうと思った時は、最大限に効果が出るのだそうです。
確かに、息子も親がやらせようと思ったことは、ちっとも身につかないのですが、自分がやりたいと思ったことは、目を見張る早さで身に付けますね。自分の意思で、関わることを保障したり、支援することが大切だということです。
経験の中から、「見通しを自分でたてられる」ようになると、不安にならずに落ち着けるのだそうです。小さい頃は、親や支援者が見通しを立ててあげるのでいいのですが、思春期から、青年期には、自分で計画を立て、準備ができるようになることを目標にするのだそうです。これは、息子にも身に付け欲しいですね。
あと、失敗経験から学ぶことの大切さの話は、目からうろこでした。ついつい、親は、失敗しないように先手先手を打ってしまいますが、それではダメなんですね。生命に危険が無い、人に迷惑をかけないことなら、自分でやらせるべきだそうです。
失敗した時は、どうすればいいのか。以下の事が、大切だそうです。
1)怒らず、プロセスを褒める。
2)どうすればよかったか、具体的に、見本を見せアドバイスをする。
3)もう1回やり直しするチャンスを与える
これをして、失敗体験から、「人にアドバイスをもらう、相談する、手伝ってもらえる」という、「学び」を覚えられる子は、柔軟性に富み、生活が豊かになるそうです。小さいころからの積み重ねが大事だそうなので、息子も少しづつでいいので身に付けていければと思います。
今回もとてもいい話で、実践したいと思いました。最後に、講師の先生から「良いお年を・・・」と言われて、今年もあと少しだと思いました。いろいろやらなくては、いけなこといっぱいです。明日から、がんばります。
【今日のいいとこ探し】
母が夕飯の時間に出かけてしまうので、お父さんと3人でカレーを作ってもらいました。息子は、手慣れたものでしたが、娘がジャガイモを切っていて、指を切ったそうです。息子は、幼稚園の頃から包丁を使ってきたので、十分戦力になったそうです。明日の朝、食べるのが楽しみです。
お父さんの大阪出張お土産に「カリカリたこ焼き」という、本物そっくりのタコ焼きのお菓子を買ってきてくれました。見た目は本物そっくりですが、柔らかくなく、おせんべいです。
これを、おやつに出したところ、娘は「つまようじ」を取りにいきました。息子は、本物のたこ焼きのように、つまようじで、くるっとひっくり返しながら食べていました。本物のたこ焼きのようにしたかったようです・・・・・ (-。-;)