理解してもらうことの、たいへんさ | 自閉症スペクトラムの窓

自閉症スペクトラムの窓

~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。今日は、GW明けの登校で息子は、ハイテンションでした。昨日の竜巻が修学旅行でも行く、栃木県であったということもあり、落ち着かない1日でした。


このところ、自閉症の障害特性や生きづらさを、理解してもらうことのたいへんさを思い知らされました。


偏食のある息子を見て、「親が、神経質で小さい頃に色々な物を食べさせないから、好き嫌いの多い子になってしまったのね」と言う人に会いました。「偏食=しつけができていない」だそうです。


親だって食べてほしいけど、味覚が過敏だったり、臭いがダメだったり、いろいろ理由があって食べられないのは、仕方のないことですよね。なのに、何回もそういわれて、気持ちがへこみました。


発達障害を原因に、虐待や引きこもりが起きるので、発達障害の予防に「昔ながらの子育てを推進します」と言う話も聞きました。「読み聞かせや、高い高い、目を合わせて話をする」といいですと言われても、そんなこと息子が小さい頃は、全く出来ませんでした。


親でさえ、なかなか子どもの障害のことは、理解できない部分があるので、一般の人に理解してもらうのは、すごくたいへんなことなのでしょうね。正しい情報をもとに、一緒に生活できる社会になるといいですね。


【今日のいいとこ探し】


レゴブロックで、妹と共同作業でピラミッドを作りました。「難しいところは、お兄ちゃんがやってくれた」と妹も満足だったようです。こういう風に、兄妹仲よく過ごしてくれるといいのですが・・・・


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