LADです。今日は、半年ぶりに絵てがみの教室へ行ってきました。今日来れなかった、メンバーの方へみんなで春の花の絵手紙を描きました。久しぶりに会う先生とメンバーの方と色々な話しながら、仕上げました。
絵手紙は、送る相手を思い浮かべながら描くものだそうです。みんなの気持ちは、きっと届いたと思います。
特別支援学校(養護学校)での、虐待のニュースがNHKのニュースウオッチ9でやっていました。とても痛ましい事件です。どうして、学校は、虐待をとめられなかったのでしょうか。
ニュースの内容は、こうです。「埼玉県の特別支援学校で、30代の女性教師が、虐待を繰り返したことが明らかになりました。教育現場で、どのように虐待が行われたのか、教師がなぜ知的障害のある児童に対して虐待をしたのか?なぜ誰も止めることができなかったのか?詳しくリポートします」
特別支援学校の低学年担当の女性教師が、1年以上にわたって、複数の知的障害のある生徒に、暴言をはいたり、顔をひっぱたいたり、蹴ったりなどの体罰をして虐待をしていたそうです。
生徒に教えても、字が書けないことにぶち切れて、暴言。言っても、思うように行動出来ないと平手打ちする音などが、流れていました。障害があるからこそ出来ないというのに、なんという指導。あり得ません。障害特性を理解していない先生の逆切れ!!これが、養護学校の先生とは考えられません。
入学当初から、お子さんは、体にあざができていて、顔がぶたれてはれたりと怪我をして帰ってくるようになったそうです。虐待を受けていたお子さんは、知的障害がある為、虐待の状況をうまく説明できなかったようです。
それでも、親御さんは、尋常でないお子さんの夜泣きや不安定なパニックから、学校で何かあったのではないかと思い、学校へ問合わせをしたそうですが、「普段とかわりない」と返事がきて、原因がわからなかったそうです。その当時の子どもの夜泣きの姿が映像に写り、痛々しかったです。
事件が発覚したのは、教室に支援に入っていた介護支援員(たぶんヘルパーさん)が女性教師の授業の様子を録音して、それをもとに、内部告発したからだそうです。介護支援員さんが、ひどいと思っても、担任に授業や指導について、何か意見する事は、まずできないそうです。
介護支援員さんは、学校へ女性教師の授業の様子を伝えたそうですが、話だけしても「事実が確認できない」と対応してくれなかったそうです。なので、授業の様子を2日間にわたって録音し、それをもとに、学校に話をしたそうです。事実を確認したにもかかわらず、それでも学校は、すぐには動かなかったそうです。
学校という親の目の届かない密室の中で行われた虐待。非常に、こわいですね。
この女性教師は、とんでもない行いをしましたが、障害のある子に、勉強をさせる事の難しさにつきあたり、本当にどうしていいかわからなくなってしまったんでしょう。
学校は、先生1人にクラス運営の責任を任せてはいけないと思います。わが子1人に勉強を教えるのさえも、大変です。そんな子供が、何人もいるクラス運営はとても大変です。
学校は、クラス運営がうまくいかなかったことを責めるのでなく、担任の先生のカウンセリングをしたり、補助の教員を増員したり、障害特性を理解させる勉強会をしたり、いろいろと出来ることがあったはずです。不祥事を学校内で隠そうとしないできちっと現状に対応して、子どもが安心できる学びの場を確保してほしいものです。
【今日のいいこと探し】
「明日、お母さんの友達が家に来るので、リビングのおもちゃを片付けてほしい」といったら、寝る前に、きれいに片付けて、2階の自分の部屋に持っていってくれました。