物を捨てる | 自閉症スペクトラムの窓

自閉症スペクトラムの窓

~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。今日は、午後からすごい雨と雷でしたね。まさに、花散らしの雨でした。桜は、花がすっかり散り、葉が出来てきています。雨で不思議な花びらアートが地面に描かれていました。


自閉症スペクトラムの窓-葉桜   自閉症スペクトラムの窓-桜の花びら


股関節痛は、だいぶ痛みがひいてきました。でもまだ、歩き始めと階段は、痛みがつらいです。あと、3日もすれば、痛みもひくそうなので、だましだましがんばります。


今日は、放課後デイサービスの日でした。先日、トミカや、おもちゃを渡したところです。息子としては、大切に使って来たおもちゃを、ただ処分するのには耐えられないけれども、デイサービスなら、自分もまた遊ぶことができると思ったのでしょう。


息子は、物を捨てることにすごく抵抗があります。ゴミ箱に捨てたものを拾ってきてしまう。ゴミ袋の中に自分の物が捨ててあると、大騒ぎして取り出してしまっていました。


しかたないので、小さい頃は、捨てるおもちゃを段ボールやビニールに入れて、見えなくして、しばらくとっておき、3か月くらいして、息子が忘れてしまってから処分していました。


それが、年齢を重ねるごとに、捨てることへの抵抗がだいぶ減ってきています。コツは、「捨てるのではなく、小さい子にあげる。」と言うことです。捨てて無くなってしまうのには、耐えられなくても、誰かが使ってくれるならいいと思えるようになってきました。成長ですね。


【今日のいいとこ探し】


自分から、学校のお道具箱の中の「折り紙が無くなったから欲しい」と言ってきてくれました。無くなった時に、補充をお願いしてもらえると助かります。


今、ソースやピーナツクリームが無くなったら、母に「使いきちゃった。新しいのちょうだい」と伝える勉強もしています。封も母が切らずに、本人があけるようにしています。これも、自律への準備ですね。