映画鑑賞の準備 | 自閉症スペクトラムの窓

自閉症スペクトラムの窓

~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。今日は、小学校の卒業式でした。息子は、来年の下見の為にも、ぜひ在校生代表として参加して欲しかったのですが、インフルエンザの観察期間で、学校はお休みしました。


息子は、お休みでしたが、朝、母が登校班の班長さんや6年生にお別れとお礼を言いに行ってきました。6年生は、照れくさいような、それでいて晴々しい顔をしていました。水曜日からは、もう会えないのかと思うとちょっとさびしい気持ちになりました。


明日は、ドラえもんの映画を家族で観に行きます。息子が初めて観た映画は、ドラえもんでした。最初の頃は、最後まで映画を観ていることは出来ず、落ち着かなくなったら、退場し、落ち着いたら、劇場に戻るを繰り返していました。


いまでは、すっかり映画を観るのにも慣れて、ドラえもん、ポケモンは、毎年恒例。それ以外にも今年は、忍たま乱太郎を観ました。すっかり、映画が余暇として定着しました。でも、映画を観るのには、準備がいります。楽しく映画を観る為の準備は、必要です。


まずは、明日の為に席の予約に行ってきました。当日の朝に、長い列に待ってチケットを買うのを、息子は、待てません。


また、座席もいろいろ条件があります。入口に近く、出入りしやすい通路側、スピーカーから離れていて、出来れば、親子だけで座れる左端の席を予約します。


あとは、先にパンフレットを先に買ってきました。映画のことを先に見ることによって、当日見通しがたっているので映画に飽きません。また、声優さんや登場人物のデータが載っているので、息子にはとても大切です。


自閉症スペクトラムの窓-パンフレット

当日は、イヤーマフ、お気入り膝かけ(怖い時にかぶる為)、小さいおやつなどを持参します。「立ちあがらない」「大きな声を出さない」「映画館の外に出るときは、大人と一緒」など約束をしてから出かけます。


今回の映画も、CMやテレビのドラえもんの番組の中で映画のことを取り上げているので、気分は盛り上がっています。明日は、どんな反応をするのか楽しみです。


【今日のいいこと探し】


今日もインフルエンの観察期間でお休みだった息子。家の中に、5日間、閉じこもりっぱなしだったので、ストレス溜まっているのは、わかっていました。


でも、テレビやゲームばかりだといけないので、昼前に「テレビは、夕方4時までお休み」と宣言したところ、不機嫌に。そこから、卒業式なので早く帰ってきた妹と兄妹ケンカ。母がついに怒ると、何か言いたそうでしたが、2階の自分の部屋へ行ってしまいました。


ガタン、ゴトン、バッタン・・・かなり大きな音が響いてきました


プラレールのジオラマを壊す音です。母と妹に、文句の一つも言いたかったのでしょうが、我慢して自分の部屋にクールダウンにいけました。しばらくして、気持ちの切り替えが済んだのか、すっきりした顔でリビングへ戻ってきました。人にあたらず、偉かったです。