災害報道の情報量の調整 | 自閉症スペクトラムの窓

自閉症スペクトラムの窓

~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。今日は、寒い雨ですね。冬へ逆戻りしたみたいです。インフルエンザの流行は、まだ続いているようです。インフルエンザB型でお休みの子の話をちらほら聞きます。まだ、気が抜けませんね。


3月11日、あの日から1年がたとうとしています。亡くなった方々、被災された方々のことを思うと心が痛みます。1日も早い復興がかなうといいですね。


ここ数日、テレビや様々なメディアで東日本大震災のことをとり上げ始めています。今日そのニュースを見ながら息子が「お母さん、また地震?津波?」と顔色を変えて、不安そうに聞いてきました。


そうなのです。息子には、テレビの映像が今現実でおこっていることなのか、1年前の映像の再現なのか、よく理解できていないようなのです。


「大丈夫、2011年3月11日の地震の再現映像だよ」といったら、ほっとしたようですが、息子の心の不安が読み取れました。これは、テレビの情報量の調整が必要だと感じました。


1年前の地震が起きた時も、どのテレビのチャンネルにかえても地震・津波のすさまじい映像の連続で、それを見て、息子がどんどん不安定になっていきました。「こわい」「ここにも、津波が来る?」「電車が壊れた~!!」とパニックでした。


なので、震災のニュースは、子どもが学校に行っている時か、寝静まった夜中にみていました。子どもには、DVDや、ケーブルテレビのアニメを見てもらっていました。情報量の調整をしたのです。


発達障害の子は、特に視覚的に入ってきた情報に気持ちが振り回されます。今回は、教訓にするための防災や、避難マニュアル的なものは、見せてもいいかなあとおもいますが、地震・津波の直接的な映像は、不安をあおるような気がします。親が、見せるテレビの番組を調整することが必要だと思っています。


全部とは言いませんが、ここしばらくは、刺激の強いニュース番組、報道番組から、子どもをはなそうと思っています。極端な対応方法かもしれませんが、息子の心の平穏の為です。


今年一年の日本は、激動の年でしたね。日本全体で1日も早く落ち着いた生活を取り戻せるといいなあと思わずにはいられません。大きなうねりの中で、我が家のことは、比較的日々たんたんと過ぎていきます。被災地の現状を見るにつけ、何かをしてあげることはできないのか、でもその為には、何をどうしていけばいいのか、なんだか色々考えてしまう今日この頃です。


【今日のいいとこ探し】


すき家の宣伝を見ながら、「お母さん、牛丼食べに行こう」と息子が誘ってくれました。お金は、母が出すし、自分が食べたいだけなのでしょうが、なんだかうれしいかったです。


これは、マックの新メニューです。レタス&ペッパーバーガーは、あまり辛くなく、マヨネーズとレタスを抜けば大丈夫でしょう。ナゲットの3月限定ソース(サワー&フルーティ)は、甘めでいいのですが、酸味が好みの味ではなさそうです。

自閉症スペクトラムの窓-マック新メニュー


なんで、ここで急にマックの新商品の話をしているかというと、息子がマックに行った時に、味を聞かれたり、食べたいものがなかった時に代替えがきくかどうかを母が把握しておきたいからです。


CMで新商品を取り上げてくれるお店はいいのですが、それ以外に、よく行くファミレスやファーストフード、コンビニのおにぎりなどの新商品ラインナップは、なるべくチェックするようにしています。外出先で、息子に食べ物のストレスをかけたくないので、これも母のできる支援だと思っています。