4月1日から、何がかわるのか? | 自閉症スペクトラムの窓

自閉症スペクトラムの窓

~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。道の雪はすっかり解けましたが、あちこちにまだ雪が残っていますね。


息子は、学校から帰って来て、家の前のかまくら2号と戦っていました。この写真の後、雪の穴を裏側まで貫通させて、雪のトンネルを作っていました。それも、掘り過ぎて、崩壊してしまいました。なので、今はこれよりも低い雪山になっています。明日の雨でこの雪が溶けたら、残念がると思います。
自閉症スペクトラムの窓-かまくら2号


今日は、4月1日から施行される「障害者自立支援法、児童福祉法等の一部改正について」という、勉強会に行ってきました。今回の改訂は、現行ある『障害者自立支援法』と、次に来る『障害者保健福祉法』までのつなぎの間の不都合を是正する為の法改正です。


≪関係ありそうな主なポイント≫


・利用者負担は、応能負担が原則になります


・発達障害者が、障害者自立支援法の対象となることを明確化


・相談支援体制の強化として「市町村に機関相談支援センター設置」


・支給決定プロセスの見直し(ケアプランを作ってから、支給を決めてもらう)その後、モニタリングを行う


・通園施設や児童デイサービスが廃止され、児童発達支援・放課後デイサービスへ再編される


・18歳以下は、児童福祉法の範疇になり、18歳以上は、障害者自立支援法に準ずる


・保育士・児童支援員が保育園・幼稚園・小学校等に出向いて専門的支援を行う保育所等訪問支援が出来た


・地域における自律した生活の為の支援、グループホーム・ケアホームの利用費補助を国が行う


・利用料は、今の金額から、さほど変更はない


などなどです。他にも、いろいろあるのですが、自分に関係ありそうなところは、このあたりでしょうか。なんでも4月1日から施行されるという割に、国からの細かい指示が、まだきていないそうです。説明してくれた役所の方も、詳細はわかっていないようでした。


すなわち施行する日は、2012年4月1日と決まっているが、まだ実質的な事業を請け負う事業所も詳細を知らないまま準備中で、利用者に告知をしなければいけない役所も、お知らせの手紙が出せな状況のようです。


直接関係してくることは、今の時点で私が何かやらなければいけないことはありませんでした。今後は、市からの通知を待って、手続きをして、あとは利用施設ごとの変更に対応していくだけですね。


国のいうところのサービスや支援は、どこから予算がでて、そのエキスパートの人材をどう確保するのかが全く不透明です。私たちのところに恩恵がくるまでには、まだかなりの時間が必要だと感じました。


【今日のいいとこ探し】


増殖を続ける紙電。リビングの床を埋めるほどになっています。いい加減うんざりして、片付けて子ども部屋へ持っていくよういったら「袋をください」というのです。


大きな紙袋を渡したら、「これは小田急、これはJR・・・」といってきれいに袋ごとに分別して行きました。ぐちゃぐちゃでなく、管理できるならということで、リビングに置いていいことにしました。