LADです。今日は、私の実家へ家族で行きました。山あいの田舎なのでのんびりしています。庭で、菜の花が満開でした。もう春がそこまで来ているんですね。
実家からの帰りの車の中で、暗闇の中、踏切の音を聞いた息子が、あれは「○○線だ」と言い当てました。父が、「JR線と、小田急線に踏み切りの音は、どう違うの?」と聞いたら、息子が、JRは「ツゥンツゥンで、小田急はズンズン」と高音と低音で見事に表現してくれました。たぶん、息子には絶対音感があるのでしょう。
歌も、歌手本人が歌っている場合はいいのですが、母や妹などが歌うと、音程がずれるようで「歌わないで」いって口をふさがれてしまいます。絶対音感があるので、ずれるのが許せないのでしょう。
学校でも、合唱や、合奏、リコーダーなどをクラスでやることになると、まず最初の練習は参加しません。みんなが下手くそで、そろわないので聞くに堪えないようです。「うるさいから、支援級に帰る」と宣言して交流級から帰ってきてしまうこともあります。
しばらく練習して、みんなが揃ってくると、一緒に参加します。みんながうまくなるのは、かなり後の方なので、練習はちょこっとです。学習発表会などでは、一応みんなとやれるので、本番に強いといわれます。
絶対音感がある子が、けっこう自閉症には多いと聞きます。息子は、楽譜はかけませんが、音に敏感です。聴覚過敏があるのですが、微妙な音の違いを聞き分けられる故に、嫌な音がゆるせないのでしょう。
自閉症の子は、雑音の中から自分の必要な音だけ拾うことも、苦手だそうです。音に敏感でいらない音も聞こえたら、それは苦しいでしょうね。イヤーマフなどで、音を調整する事も必要なことなんでしょうね。
【今日のいいとこ探し】
物をなくしても、無頓着な息子が、今日は、おばあちゃんの家へもっていった帽子と本のことを気にして、帰るときに探していました。他の持物もそれくらい気にしてくれるようになってくれるといいのですが・・・・・