LADです。明日は、冬至ですね。1年で一番夜が長い日です。この日に、かぼちゃを食べると風邪をひかないといわれています。明日の朝は、かぼちゃと厚揚げの煮物にする予定です。
今日の体操教室は、マットと短なわとびでした。息子は、なわとびが苦手です。でも、今日は、大好きな黄色のなわとびを渡され、最初は上機嫌でした。
「後ろ跳び」50回出来たら座るという課題の時に、苦手なはずの「後ろ跳び」をすいすいやっている息子を発見。
後ろ跳び出来ないはずなのに「変だなあぁ~」と思っていたら、みんなが「後ろ跳び」している中、なんと1人、澄ました顔で前回しで課題を跳んでいたのです。
ズルは、すぐコーチに見つかり、やり直し。まったく後ろ跳びが出来ないことがわかり、マンツーマンで教わっていました。見本を見せたり、長い柄の跳びやすいなわとびを使わせてもらっていましたが、それでも息子ただ1人だけ、後ろ回しが、うまく跳べませんでした。
後ろ跳びが出来なかったので、高学年チームで息子ただ一人。ちょっと、かわいそうでした。
3年生の冬に、リズミカルに前回しで跳べるようになりましたが、それ以外の技は全然できません。なわとびを跳ぶということは、なぜ難しいのでしょう。
自閉症の子は、なわとびが苦手な子が多いです。あと、自転車に乗れない子も沢山います。これは、同じ理由から出来ないのだそうです。その理由は、1つのことをするのに、2つの動作をいっぺんにしなくてはならないからです。協調運動が、自閉症の子は苦手なのです。
なわとびで言うと、ピョンピョン跳びながら、同時に縄を回すということです。自転車は、ペダルをこぎながら、ハンドルを持って乗ります。このように2つの動作をいっぺんにすることが、苦手なのです。
私たちにとって普段何気なくやっている行動が、自閉症の子には、困難でたいへんなことだと改めて気がつかされました。
【今日のいいこと探し】
体操の終わりの時間。言われたわけではなかったのですが、コーチの後片付けを、黙々と手伝っていました。