親子クリスマスリース作り | 自閉症スペクトラムの窓

自閉症スペクトラムの窓

~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。今日は、隣の市の郵便局に強盗が入りました。ピストルを持ったまま、現在も逃走中だそうです。


下校時に犯人が捕まっていないので、小学校は一斉下校になりました。今日は、ちょうど支援級の親子クリスマスリース作りで学校へ行っていたので、息子とそのまま下校しました。


担任の先生が、一斉下校の話をしていたのですが、息子は1人「先生、犯人は男ですか、女ですか?」「犯人は誰ですか?」と質問しまくってしまいました。先生が半分あきれ顔で「犯人が誰かわかっていれば捕まえています」と息子に説明していました。その通りです・・・・


年末だからでしょうか、なんだか物騒な事件が多くて嫌ですね。

 

今回の親子リース作りで作った、息子の作品です。このリースは、実は、すごいリースなんです。


自閉症スペクトラムの窓-クリスマスリース

息子の支援級は畑で作ったさつまいもを収穫した時に、そのつるをとっておいて、リースの土台を作ります。それを使って親子でリースの飾り付けをする行事を毎年この時期にやっています。


息子は、この行事が苦手です。1年生の年は、部屋にいることも拒否でした。2年目も全く飾り付けをせず、母が全部作りました。作ったリースを手に持って写真撮影をするのですが、それも拒否。3,4年は、自分から飾りを付けるのでなく、母から「松ぼっくりを3個、モールを5本つけよう」と言われながら、しぶしぶ作っていました。


今年の息子は、違いました。最初は「やりたくない」とグダグダ言っていたのですが、途中からやる気スイッチが入りました。自分で、松ぼっくりを選んで、モールを付けて、楽器のオーナメントも自分でチョイスして飾り付けました。息子の好きそうなオーナメントを100円ショップで買っておいたのがよかったのかもしれません。


記念写真も、自分からリースを持って、ホワイトボードの前にいって撮りました。5年目にして自分からリース作りに参加しました。なのでこれは、記念すべき、すごいリースなんです。感動です。先生も喜んでくれました。


いつもは「飾っちゃダメ」というのですが、今年はリビングに飾ること許してくれました。ここにも、成長を感じました。もうすぐ、クリスマスですね。


【今日のいいとこ探し】


体操教室でロープ運動をしていた時「デモンストレーションをやってくれる人」と言われて手を挙げてました。母は、指名されなくてホッとしていたのですが、息子は残念がってました。