耳掃除 | 自閉症スペクトラムの窓

自閉症スペクトラムの窓

~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。今日の昼間は、日差しがずいぶん暖かく感じられましたね。明日は、1月中旬の寒さだそうです。


寒暖の差に体がついていきませんね。プランターに植えた秋植えの球根がもう芽を出してしまいました。やはり異常気象なのでしょうか。


夜になって、息子から「お母さん、耳がコリコりする。耳ほって・・・」と言われました。コリコリいう耳くそッてどんな耳くそ?


昨日、耳掃除をしたはずなのにおかしいなあと思いましたが、電灯の下で息子の左耳をみてみると、確かに耳の穴を半分ふさぐ様な耳くそが見えました。「痛い」と指で耳をふさごうとするのですが、なんとかとれました。かなりの大きさでした。乾燥して固くなっていたので、コリコリいっていたのでしょう。


耳掃除ができるようになるまで、ずいぶんかかりました。耳のまわりに触覚過敏のある息子は、小さい頃、耳を触らせくれませんでした。家で耳ほりができないので、耳くそを柔らかくする薬を耳に入れて、耳鼻科で耳掃除してもらっていました。でも、触られるのが嫌で、主人と私、先生に、看護婦さん2人、5人がかりで押さえつけていました。


あまり強引にするのもいけないと思い、耳を触る練習を始めました。テレビを見ている時など、くつろいでいる時に母が耳をマッサージするようにしました。最初は、くすぐったがっていた息子ですが、触らせてくれるようになりました。


その後は、母が子ども達の前で、気持ち良さそうに耳ほりをしました。それから妹の耳ほりを息子の見ている前でやって見せました。そしていよいよ息子の番です。最初は、嫌がっていましたが、今は、文句はいいますが、何とか耳掃除させてくれます。


耳周りは、本当に触覚過敏なので髪の毛を切るのも大変です。今日は、自分から、耳ほりをしてくれと言ってくれたので助かりました。


【今日のいいとこ探し】


耳ほりのあと、自分で爪切りしていました。今までは、母が付き添ってやっていたのですが、今日は、本人に任せました。