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題は未定

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今日もまた就職活動。

 

ハローワークへ行って紹介状を発行してもらい、

一応、その会社ごとに履歴書・職務経歴書を書き分け、郵送。

 

警備もマンション管理の仕事もほとんどない。

 

人生50年近く生きてきたけど、何の特技もない。

ただ、日々の不安をここで書き出すだけ。

 

時代の変化についていけない。身体もあちこち不具合が出てきた。

かと言って自殺する勇気もない。

 

マッチ擦る つかのま海に 霧ふかし

身捨つるほどの 祖国はありや

 

高校の現代国語で習った寺山修司の短歌がなぜか思い浮かんだ。

暑さもようやく峠を越えたようだ。

 

扇風機で過ごす夜は本当にきつかった。

加齢のせいか、夏が来る度にしんどさが増してる気がする。

 

勤め先の社長も来月までは何とか持ち堪えそうなことを言っていた。

持続化給付金と家賃助成金がやっと交付されたそうだ。

とは言いつつ、

「廃業も時間の問題だ。転職活動してくれ。

決まったら会社都合にしてやるから辞めてくれ…」

と、力なく語って下を向く、年老いた社長。。

 

今度の逆巻く世の波は乗り越えられるのだろうか・・・

確か万葉集に、

 

沖つ波 来(き)よる荒磯(ありそ)を 敷栲(しきたへ)の 

枕と枕(ま)きて 寝(な)せる君かも 

(柿本人麻呂、222番)

 

というのがあった。

いずれこの歌の旅人のように、どこかの暗渠で

息絶えているのかも知れない。

 

今日はついに都内の新規感染者数が400人を超えたらしい。

多くの人が「GoToトラベル」策の実施を批判し、再び外出制限を行うべきだと声を上げている。

 

しかしながら、テレビやネット上ではなぜか「安倍政権」の失策を非難する声をほとんど聞かない。

第二次安倍政権がこれまで実施してきた医療費削減政策の結果が下記に挙げるような現実を生み出してきたということを。

 

1、人口10万人当たりの病床数削減⇒隔離ベッド数の慢性的な不足。

2、保健所及び公衆衛生に関わる専門職員の削減

  ⇒PCR検査数の絶対的不足。

3、感染症の爆発的拡大(pandemic)を想定しなかった。

  ⇒ロックダウンなど強制力を持った法律の未整備。

 

さらに経済政策では地方経済の衰退に歯止めをかけられず、

観光業しか地方経済を支える産業が無くなったことが、結果として

「GoToトラベル」キャンペーンが無理筋なのを承知で強行せざるを得なくなった原因であることも忘れてはならない。

 

安倍晋三内閣総理大臣や菅義偉官房長官は国民の前で、

「これまでの医療政策・経済政策が誤っていた。申し訳ありません」

と謝罪するのが道義的に必要だろうと感じる。

 

とはいえ、前検事総長を自宅に誘って賭け麻雀をしていた産経新聞や

朝日新聞に批判する資格はない。

そういう意味で彼らは悪い意味で最低限の恥は感じているのだろう。