今日はついに都内の新規感染者数が400人を超えたらしい。
多くの人が「GoToトラベル」策の実施を批判し、再び外出制限を行うべきだと声を上げている。
しかしながら、テレビやネット上ではなぜか「安倍政権」の失策を非難する声をほとんど聞かない。
第二次安倍政権がこれまで実施してきた医療費削減政策の結果が下記に挙げるような現実を生み出してきたということを。
1、人口10万人当たりの病床数削減⇒隔離ベッド数の慢性的な不足。
2、保健所及び公衆衛生に関わる専門職員の削減
⇒PCR検査数の絶対的不足。
3、感染症の爆発的拡大(pandemic)を想定しなかった。
⇒ロックダウンなど強制力を持った法律の未整備。
さらに経済政策では地方経済の衰退に歯止めをかけられず、
観光業しか地方経済を支える産業が無くなったことが、結果として
「GoToトラベル」キャンペーンが無理筋なのを承知で強行せざるを得なくなった原因であることも忘れてはならない。
安倍晋三内閣総理大臣や菅義偉官房長官は国民の前で、
「これまでの医療政策・経済政策が誤っていた。申し訳ありません」
と謝罪するのが道義的に必要だろうと感じる。
とはいえ、前検事総長を自宅に誘って賭け麻雀をしていた産経新聞や
朝日新聞に批判する資格はない。
そういう意味で彼らは悪い意味で最低限の恥は感じているのだろう。